GIANTプロXCチームが今シーズンを勝利でスタート

GIANTプロXCチームがおなじみの顔ぶれで2014年シーズンに戻ってきた。異なる3カ国を代表する3人のライダーたちがGIANTオフロードバイクでワールドカップやその他世界中で開催される国際XCレースに参戦する。

キプロスサンシャインカップ第3ステージで表彰台に上がったファビアン・ギーガー（1位/中央）とエミル・リンドグレン（2位/右）

今年チームを再び率いるのがファビアン・ギーガー（スイス）。ギーガーは先週、地中海の島国キプロスで行われた、シーズンの開幕戦となる4日間のキプロスサンシャインカップで優勝した。

2013年シーズンを世界ランキング第8位で終えたギーガーは、今年最初のレースとなるキプロスで調子の良さを見せた。

世界中から集まった強者のXCプロライダーたちと相まみえながらも、重要な第2ステージで優勝すると、残り2日もそのリードを守り切った。

ギーガーのコメント：こんなにいいシーズンのスタートが切れて最高だね。今年のチームにはワクワクしてるんだ。新しい27.5バイクはすごく速いし、チームはここの温暖な気候の中でいいトレーニングができてるしね。

ギーガーはキプロスでGIANTプロXCチームの他の2選手、ミヒール・ファン・デル・ヘイデン（オランダ）とエミル・リンドグレン（スウェーデン）に合流した。

ミヒール・ファン・デル・ヘイデン

ファン・デル・ヘイデンはGIANTチームに所属して以来、着実にランクを上げてきている。2010年のジュニアXC世界チャンピオンに始まり、2012年にはU23ワールドカップチャンピオンに輝いた。そして昨年はオランダ選手権エリート男子XCタイトルを獲得し、オランダチャンピオンのジャージで今シーズンを戦う。ギーガー同様、ファン・デル・ヘイデンもシーズン開幕戦のキプロスで力強い走りを見せ、終始上位10位内で走り、総合第10位に入った。

チーム3人目のメンバー、リンドグレンは2度エリート男子XCスウェーデンチャンピオンに輝いており、ワールドカップ優勝候補の常連。キプロスでは第2ステージでのパンクが響いて総合争いからは脱落したが、その後立ち直り、第3、第4ステージで表彰台フィニッシュを飾った。

ワールドカップを戦う超軽量チームバイク XTC ADVANCED 27.5

GIANTプロXCチームの3選手は主に2台のバイク、コンポジットハードテールのXTC Advanced 27.5とマエストロサスペンション搭載のAnthem Advanced 27.5で今シーズンのレースを戦う。彼らはまた、GIANTのギア・ウエア類を着用する。その他メインスポンサーとして、シマノがコンポーネント、DTスイスがサスペンション、シュワルベがタイヤ、フィジークがサドルをそれぞれ供給する。

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