全日本選手権ロード:ヴィーニファンティーニ・NIPPOの山本元喜が3位に
6月29日、3日間の日程で開催された全日本選手権の最終日。221.2kmで開催されたエリート男子ロードレースで、山本元喜が3位でゴールした。山本は個人タイムトライアルでの3位に続いて、エリートカテゴリー1年目ながら好成績を残した。
全日本選手権エリート男子ロードレースには、ヴィーニファンティーニ・NIPPO・デローザから宮澤崇史、秋丸湧哉、山本元喜の3選手が出走。スタート前に悪天候が予想されたため、レース距離が当初の15.8kmを16周回する252.8kmから2周回少なくなった221.2kmに短縮されて開催された。レース序盤は深い霧や強い雨に見舞われる悪天候下のレースとなったが、徐々に天候は回復していった。
1周回目の登坂区間でほとんどの主要チームが選手を送り込む11選手の逃げが決まり、ヴィーニファンティーニ・NIPPO・デローザからは山本元喜が入った。
11選手はローテーションを組み、集団から最大で5分程度のタイム差を奪う。そしてメーン集団が1分差まで迫ってきたラスト2周回目の上りで、先頭集団から山本元喜を含む3選手がアタックを仕掛け、山本は逃げ切り勝利をめざして懸命に走った。
メイン集団では、優勝候補の別府史之(トレックファクトリーレーシング)が登坂を利用して加速するが、マークが厳しく抜け出せず、集団は決定的な主導権を欠いた状態で、3選手の逃げ切りが決定的となった。3選手はアタックを掛け合いながら最後の登坂区間へと入り、「経験や実力の差があった」と振り返る山本は果敢に勝利を目指したが、3位でゴール。 佐野淳哉(那須ブラーゼン)が悲願の全日本選手権チャンピオンに輝いた。
山本元喜のコメント:優勝する勢いでラスト周回に入っていたので、3人中3位という結果は正直悔しいです。でも、最初から逃げて3位と考えれば、悪い結果ではないと思います。もっと力を付けて、経験を積んで、タイムトライアルを含めて近い将来必ず優勝したいと思います。エリートカテゴリー1年目で、自分のレースができて良かったとは思いますが、世界的にみれば同世代で結果を出しているトップ選手もいるのに、まだ自分はマークもされていない存在。もっと上をめざして頑張ります。
結果
1位 佐野 淳哉 那須ブラーゼン 5時間41分49秒
2位 井上 和郎 ブリヂストンアンカーサイクリングチーム 5時間41分59秒
3位 山本 元喜 VINI FANTINI-NIPPO 5時間42分04秒
4位 清水 都貴 ブリヂストンアンカーサイクリングチーム 5時間42分34秒
5位 土井 雪広 チーム右京 5時間42分51秒
6位 入部正太朗 シマノレーシング 5時間42分51秒
14位 秋丸湧哉 VINI FANTINI-NIPPO 5時間43分55秒
DNF 宮澤崇史VINI FANTINI-NIPPO
チームの次戦は、7月6日から19日まで中国・内陸部の青海湖周辺で開催されるアジア最高峰のステージレース、ツアー・オブ・チンハイレク(UCI2.HC)。
出場メンバー(予定)宮澤崇史、黒枝士揮、小石祐馬、グレッガ・ボレ、エドワード・グロス、ピエールパオロ・デネグリ、リカルド・スタキッオッティ、アレッサンドロ・マラグーティ、ウィリー・シミット
ヴィーニファンティーニ・NIPPO・デローザ http://www.nippo-c.co.jp/teamnippo2014/