ツアー・ダウンアンダー第6ステージ：好調の新城幸也はアシストに徹して総合56位で終了

ツアー・ダウンアンダー第6ステージ、最終日はアデレード市街地を一周4.75km×18周回の85kmのクリテリウム。

スタートしてすぐに3名の選手が逃げグループを形成し、新城を含むチームヨーロッパカーは中盤から後方に位置し、様子をうかがう。

大観衆の中を駆け抜ける新城【photo：Miwa IIJIMA】

残り3周、スプリントしたいというチームメイトのため、新城は他チームとともに積極的に前を牽き、3人の逃げはラスト2周を切ったところで吸収。

勝負は集団ゴールスプリントに持ち込まれ、アシストを終えた新城は同集団の81位でゴールした。

ゴール後、レース展開についてチームメイトらと語る新城【photo：Miwa IIJIMA】

今シーズンの初戦、ワールドツアーを総合56位で終え「最終日にして、やっとエンジンがかかった感じで調子よかったよ。チームメイトのケビン・レザがスプリントに行くと言っていたので、アシストにまわった。

このレースは本当にチャンスがあると感じたし、今シーズンの良いスタートを切れた思う」と、初出場の印象を語った。

新城は翌1月27日にはチームとともにフランスに戻り、スペインのマヨルカ島でのレースに向けてコンディションを整える。【text：Miwa IIJIMA】

ツアー・ダウンアンダー大会オフィシャルページ http://www.tourdownunder.com.au/