ツール・ド・ランカウイでアルジェリアのレグィグィが総合初優勝/愛三の早川がアジア人選手で総合首位!
マレーシアで開催されていた第20回ツール・ド・ランカウイ(アジアツアー2.HC)は、3月15日に最終ステージを競い、アルジェリアのユセフ・レグィグィ(MTN・クベカ)が総合初優勝を果たした。
最終ステージは集団ゴールスプリントでイタリアのアンドレア・グァルディーニ(アスタナ)が今大会で4勝目を上げた。これでグァルディーニのツール・ド・ランカウイ通算勝ち星は18になった。
アルジェリアのレグィグィは2005年のライアン・コックス(南アフリカ)、2006年のデービッド・ジョージ(南アフリカ)に続いて、ツール・ド・ランカウイで3人目のアフリカ大陸出身の総合優勝者になった。
愛三工業レーシングチームの早川朋宏は、アジア出身選手でもっとも上位の総合16位でレースを終え、アジア人選手総合首位の証である白いリーダージャージを獲得した。
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■第8ステージ結果[3月15日/クアラ・クブ・バル~クアラ・ルンプール/96.1km]
1 アンドレア・グァルディーニ(アスタナ/イタリア)2時間00分27秒
2 カレブ・ユーワン(オリカ・グリーンエッジ/オーストラリア)
3 ミヒャウ・コラール(ティンコフ・サクソ/スロバキア)
4 フランチェスコ・キッキ(アンドロニジョカットリ/イタリア)
5 アレッサンドロ・ペタッキ(サウスイースト/イタリア)
6 オレクサンドル・スルトコビッチ(シナジーバク/ウクライナ)
7 アヌアル・マナン(テレンガヌ/マレーシア)
8 セバスティアン・エナオ(チームスカイ/コロンビア)
9 ケネス・ハンソン(ユナイテッドヘルスケア/米国)
10 ユセフ・レグィグィ(MTN・クベカ/アルジェリア)
11 福田真平(愛三工業レーシングチーム/日本)
22 中島康晴(愛三工業レーシングチーム/日本)
32 早川朋宏(愛三工業レーシングチーム/日本)
79 小森亮平(愛三工業レーシングチーム/日本)+1分15秒
80 中根英登(愛三工業レーシングチーム/日本)+1分17秒
81 綾部勇成(愛三工業レーシングチーム/日本)+1分31秒
[第20回ツール・ド・ランカウイ 個人総合最終成績]
1 ユセフ・レグィグィ(MTN・クベカ/アルジェリア)28時間12分04秒
2 バレリオ・アニョーリ(アスタナ/イタリア)+9秒
3 セバスティアン・エナオ(チームスカイ/コロンビア)+10秒
4 ピエールリュック・ペリション(ブルターニュ・セシェ/フランス)+10秒
5 フランシスコ・マンセボ(スカイダイブドバイ/スペイン)+10秒
6 イェスパ・ハンセン(ティンコフ・サクソ/デンマーク)+14秒
7 ルーカ・キリコ(バルディアーニ・CSF/イタリア)+16秒
8 ロドルフォ・トレス(コロンビア/コロンビア)+16秒
9 ジャック・ヤンセバンレンスブルク(MTN・クベカ/南アフリカ)+16秒
10 イアン・ボズウェル(チームスカイ/米国)+22秒
16 早川朋宏(愛三工業レーシングチーム/日本)+1分47秒
52 中根英登(愛三工業レーシングチーム/日本)+29分54秒
57 中島康晴(愛三工業レーシングチーム/日本)+31分53秒
81 福田真平(愛三工業レーシングチーム/日本)+45分18秒
88 小森亮平(愛三工業レーシングチーム/日本)+47分40秒
92 綾部勇成(愛三工業レーシングチーム/日本)+50分42秒
[各賞]
■チーム成績:ペガサスコンチネンタルチーム
■アジアチーム成績:ペガサスコンチネンタルチーム
■スプリント賞:カレブ・ユーワン(オリカ・グリーンエッジ/オーストラリア)
■山岳賞:キィエル・レイネン(ユナイテッドヘルスケア/)
■アジア人選手成績:早川朋宏(愛三工業レーシングチーム/日本)
[各ステージの優勝者]
■第1ステージ:アンドレア・グァルディーニ(アスタナ/イタリア)
■第2ステージ:アンドレア・グァルディーニ(アスタナ/イタリア)
■第3ステージ:カレブ・ユーワン(オリカ・グリーンエッジ/オーストラリア)
■第4ステージ:アンドレア・グァルディーニ(アスタナ/イタリア)
■第5ステージ:ジュンヨン・ソ(KSPO/韓国)
■第6ステージ:カレブ・ユーワン(オリカ・グリーンエッジ/オーストラリア)
■第7ステージ:ユセフ・レグィグィ(MTN・クベカ/アルジェリア)
■第8ステージ:アンドレア・グァルディーニ(アスタナ/イタリア)