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ピナレロ 2015年モデル:フルモデルチェンジした、ドグマ K

新製品

ピナレロ 2015モデルのドグマKはフルモデルチェンジされた。特筆すべき改良点は、マテリアルにまったく新しいカーボンコンポジットが採用されていること。

カーボンのグレード自体は2014モデルと変わらず重要な箇所に65tグレード・超ハイモジュラスカーボンファイバーが使われているが、コンポジットを構成するマトリクス樹脂に東レ独自のNanoalloy (TM)テクノロジーを応用し振動吸収性能を向上させた最新のマトリクスレジンが使われている。

通常、マトリクス樹脂に混ぜ物をすると重量の増加や強度の低下を招くが、東レではNanoalloy(TM)テクノロジーを応用することにより重量増、強度低下を招くことなく、振動吸収性能を向上させる制振素材をマトリクスレジンに混ぜ込むことに成功した。この振動吸収性に優れたカーボンコンポジットは東レがDOGMA Kのために新しく開発した最新のカーボンコンポジットとなる。

 

 

フレーム・フロントフォーク全体で空力特性の見直しが図られ、2014モデルで見られた波状のリブがなくなり表面がスムーズに。シートチューブもDOGMA 65.1同様にエアロダイナミクスに優れたエアロ形状になっている。

 

 

DOGMA Kは、石畳の悪路で有名な北ヨーロッパのクラシックレースで勝つために設計された。その優位性はチームスカイなどプロチームの活躍により証明されているが、優れた走破性はプロレースの世界だけでなくブルベや山岳グランフォンドのような過酷なロングライドを好むアマチュアサイクリストにも賞賛された。

DOGMA 65.1と同等の横剛性を持ちながら、新しい「CenturyRide(TM)」ジオメトリーを採用しロングライドでも身体へ負担を掛けず体力を温存する優れた快適性と、BB 周辺とチェーンステイのアシンメトリック・デザインはライダーのペダリングトルクを余すことなくリアホイールに伝え推進力に変える剛性を持ち、高い直進安定性や軽量さも相まって登り下りを含めた長距離に対応するスーパーグランフォンドバイクといえる。

 


PINARELLO DOGMA K (フレームセット)

マテリアル:Carbon 65HM1K Nanoalloy(TM) Torayca®

フロントフォーク:ONDA(TM) K Carbon 65HM 1K Nanoalloy ™ Torayca®

ボトムブラケット:スレッド・イタリアン

対応コンポ:THNIK2・電動/ メカニカル

UCIアプルーブド

カラー:960/ブラックレッド

サイズ:42SL, 45SL, 48.5SL, 51SL, 52SL, 53SL, 54SL, 55SL(C-C)

※DOGMA Kはすべてスローピングジオメトリーです。

※サイズ54SL 以上は受注発注

※フルカーボン専用シートポスト付属

フレームセット価格:59万9,000円(税抜)

※写真は完成車見本です。販売はフレームセットになります。

問 ピナレロ・ジャパン http://www.pinarello.jp/