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アレックス・ダウセットが キャニオン Speedmax WHRでUCI アワーレコード再挑戦!

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アレックス・ダウセットとキャニオンは UCI アワーレコードへ挑戦するチャンスをふたたび得た。アレックスは前回挑戦を表明した直後のトレーニング中に落車、鎖骨を骨折して挑戦は白紙に。その数週間後には、ローハン・デニスの持つ 52.491km を更新することを目標にトレーニングを再開。#PerfectHour(パーフェクトアワー)と銘打ったこの挑戦は、イギリス・マンチェスターのナショナルトレーニングセンターで5月2日に行なわれる。

 

アレックス・ダウセッ トが UCI アワーレコード (#PerfectHour)挑戦の場にカムバック。Copyright: Canyon Bicycles, Rene Zieger

 

骨折を治癒させるだけならまだしも、プロフェッショナルサイクリストとしての目標を達成できるまでに心身を回復させるのはとても困難なこと。アレックスにとってもそれは例外ではなかった。1月 15日に鎖骨の手術を行なった時、2月末にロンドンでアワーレコードに挑戦するという当初のスケジュールまでに完璧に回復することが困難なのは明らかだった。

しかしながら彼は退院後翌日にはすぐさまローラー台でのトレーニングを開始。そして先週にはロンドンのリーヴァレーヴェロパ ークで行なわれたトレーニングセッションで、アワーレコードを更新するためにふさわしいレベルにまでコンディションを回復しているとモビスターチームのお墨付きを得た。

 

 

“#PerfectHour に挑戦するためトラックに戻って来ることができ興奮しています”とダウセットはは語る。“鎖骨骨折はとてもコンディションの良いときの突然の出来事だったので、本当にがっかりしました。でも今は100%回復しましたし、骨折以前と比べても失ったものはないと確信している。 マンチェスターのトラックはすばらしい場所。昔クリス・ボードマンがアワーレコードを記録した場所で私が同じ挑戦を行なえるのは名誉なことです。”

 

アレックス・ダウセットは彼のために開発された Speedmax WHR で UCI アワー レコード(#PerfectHour)に挑戦する。Copyright: Canyon Bicycles, Rene Zieger

 

アワーレコードは自転車競技の中でももっともシンプルでピュアな種目のひとつ。ライダーの身体的な能力、苦しみに対する耐性が問われるだけでなく、使用する機材のひとつひとつ、小さなベアリングひとつにまで最高レベルの性能が要求される。たった1ワットの違いが新記録につながる可能性がある一方で、たった数メートル記録に満たないという悲劇的な結果を招きかねない。

その違いを生み出すために、キャニオンは Speedmax WHR を開発した。モビスターチームの技術 部門と共同して開発された最高のエアロダイナミクスを持つこのバイクは、5月2日に挑戦するダウセットにとって大きなアドバンテージとなるだろう。

アレックスは血友病という稀な病気を抱えながらトップレベルで活躍を続けるライダー。彼はアワーレコードという伝説的な種目の挑戦者リストに名を連ねることに加えて、同じ病気を抱える子供達のために彼が設立した基金”Little Bleeders”へさらなる支援をアピールするために走る。

#PerfectHour は Eurosport チャンネル、また Eurosport Player オンラインストリーミングにて生中継される。

 

問 キャニオン・ジャパン

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