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ソチ五輪代表・恩田祐一がMTBに転向。ミヤタ・メリダバイキングチーム加入

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2014年3月18日(火)東京都港区のミヤタサイクルで、クロスカントリースキーのソチオリンピック日本代表、恩田祐一のミヤタ・メリダバイキングチームへの加入が発表された。

恩田選手は1980年6月24日新潟県妙高市生まれの33歳。クロスカントリースキーの日本の第一人者で、2002~2003シーズンに初参戦したワールドカップで8位入賞して以来、2006年トリノ、2010年バンクーバー、2014年ソチと冬季オリンピックに3大会連続で出場している。

 

 

恩田選手はクロスカントリースキーのオフシーズンのトレーニングにMTBクロスカントリーを行なっており、昨年度まではミヤタ・メリダのサテライトチームとしてレースにも参戦していた。 かねてからの公言どおり、ソチ五輪をもってクロスカントリースキーの第一線から退き、MTBクロスカントリーへの転向を決定、ミヤタ・メリダの正式メンバーとなった。

じつは恩田選手は昨年まで同チームに所属し、2013年はJCFジャパンシリーズで史上初の全戦優勝でシリーズチャンピオンを獲得した斉藤 亮選手と高校の同級生で、高校時代は一緒にクロスカントリースキー競技をしたり、オフシーズンには一緒にMTBでトレーニングしたりしていたそうだ。
その後、斉藤選手はMTBに転向して結果を残した。ミヤタ・メリダチームに入ったのも、その斉藤選手の薦めもあってのこと。
 

 

本人は「細かい数字は気にしていない」と言うものの、身長180cm体重78kgという恵まれた体格とクロスカントリースキーで培った体力レベルは世界トップクラス。MTBを操るスキルを身に付ければ、日本MTB界に新風を巻き起こす未完の大器として大化けする可能性も高い。

 

(株)ミヤタサイクル 代表取締役社長 髙谷真一郎氏のコメント

恩田選手には1年間 徹底的に(MTBの乗車)テクニックを学んで、全日本(選手権)を走っていただいて、MTBで地位を獲得してほしい。

 

ミヤタ-メリダバイキングチーム 恩田祐一のコメント

やるからには一番を目指して、世界を目指す。まずはリオ(デ・ジャネイロ)のオリンピック、大きな目標としては東京オリンピックをを視野に入れて頑張る。

今回チームのキャプテンとして迎えられたので、言葉と行動でチームを引っ張っていきたい。目標は、チームとして(MTBジャパンシリーズ)3期連続の優勝。個人でも総合優勝をねらう。

恩田祐一 ブログ http://ameblo.jp/yuichi-onda/

問 ミヤタサイクル http://www.miyatabike.com/