イタリア選手権でサンタロミータがサプライズ優勝!
6月22日に北イタリアのフォンドでイタリア選手権のロード部門が開催され、BMCレーシングに所属する29歳のイバン・サンタロミータが、ミケーレ・スカルポーニ(ランプレ・メリダ)、ダビデ・レベッリン(CCCポルサット)といったベテランとゴールスプリントを競って初タイトルを獲得した。サンタロミータは2010年の選手権で2位になった経験があった。「ボクの人生でもっとも素晴らしい日だ。このジャージを勝ち取るのはボクにとって夢で、今それを得た。ボクはジロ・デ・イタリアを好調で終えて、クリテリウム・デュ・ドーフィネでも調子がよく、このレースのためにハードなトレーニングをしてきたんだ」と、サンタロミータは喜びを語った。彼は今年のジロ・デル・トレンティーノ(ヨーロッパツアー2/HC)で区間優勝していて、今年の選手権も同じ地域で行われていた。「ボクはいつもトレンティーノではラッキーなのさ」サンタロミータは今年のツール・ド・フランスには参加しないため、トリコローレジャージのお披露目はしばらく後になるだろう。(写真はジロ・デル・トレンティーノのもの)
■イタリア選手権[6月22日/229km]
1 イバン・サンタロミータ(BMCレーシング)6時間54分49秒
2 ミケーレ・スカルポーニ(ランプレ・メリダ)+2秒
3 ダビデ・レベッリン(CCCポルサット)+2秒
4 アレッサンドロ・デマルキ(キャノンデール)+22秒
5 リナルド・ノチェンティーニ(AG2R・ラモンディアル)+28秒
6 マッテーオ・ラボッティーニ(ビーニファンティーニ・セッレイタリア)+32秒
7 シモーネ・ストルトーニ(ランプレ・メリダ)+41秒
8 エンリーコ・ガスパロット(アスタナ)+44秒
9 ダミアーノ・カルーゾ(キャノンデール)+50秒
10 マルコ・マルカート(バカンソレイユ・DCM)+53秒
(http://www.federciclismo.it/)
[そのほかのロード選手権結果]
■カザフスタン選手権[6月22日]
1 アレクサンドル・ディアチェンコ(アスタナ)4時間41分24秒
2 セルゲイ・レネフ(コンチネンタルチームアスタナ)+2秒
3 ティレゲン・マイドス(コンチネンタルチームアスタナ)+9秒
4 ワレンティン・イグリンスキー(AG2R・ラモンディアル)+1分41秒
5 ダニール・フォミニフ(コンチネンタルチームアスタナ)+1分41秒
■エストニア選手権[6月22日]
1 レイン・タラマエ(コフィディス)3時間56分48秒
2 シルベル・シュルツ +32秒
3 イボ・スール +32秒
[個人タイムトライアル選手権結果]
■カナダTT選手権[6月20日]
1 カーティス・ディアーデン 48分24秒
2 クリスティアン・メイヤー(オリカ・グリーンエッジ)+13秒
3 アレクサンダー・カタフォード(エキップガルノー・ケベコール)+58秒
■ノルウエーTT選手権[6月20日]
1 エドワルド・ボアソンハーゲン(スカイ)36分04秒
2 トール・フールホフト(BMCレーシング)+26秒
3 レイダールボフリン・ボルガーセン(ヨークル・メリダ)+41秒
■ギリシャTT選手権[6月21日]
1 イオアニス・タモウリディス(エウスカルテル・エウスカディ)49分22秒
2 ネオフィトス・サケラリディスマンゴウラス(SPテーブルウエア)+1分31秒
3 ポリクロニス・ツォルツァキス +1分40秒
■ポルトガルTT選手権[6月21日]
1 ルイ・コスタ(モビスターチーム)
2 ドミンゴス・ゴンサルベス(ラディオポフラール・オンダ)
3 ウーゴ・サビド(LAアルミニオス・アンタルテ)
■チェコTT選手権[6月21日]
1 ヤン・バルタ(チームネットアップ・エンデューラ)50分26秒
2 ボイチェフ・ハチェツキー(ASCドゥクラプラハ)+1分53秒
3 トマシュ・オクロウヒルツキー(ACスパルタプラハ)+2分19秒