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東京五輪出場を目指すBMX選手、池上兄弟を応援しよう!

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2020年に東京で開かれる夏季五輪出場を目指すBMX競技選手の池上悠斗と池上泰地の活動資金の援助をインターネットを通じたクラウドファンディング「カウントダウン」で6月17日まで募っている。
また、2人に会える「第1回 池上兄弟を囲む会 in ナレッジサロン」が5月19日、グランフロント大阪で開催される。
 
池上泰地選手(左)と悠斗選手
池上兄弟の戦っているBMXの競技人口は日本国内5万人、海外でも35万から40万人程と少人数。その理由は活動にかかるコスト、怪我などの事故が多いためだ。
それでも、池上兄弟は家計の貯金を切り崩しながら活動を続け、現在兄の悠斗は競技歴10年となりJRエリートライダーとしてJCF(日本自転車競技連盟)のナショナルチーム(日本代表選手団)入りを果たし、アジア大会、世界大会に参戦している。
弟の泰地も競技歴8年で、UCI世界選手権ニュージーランド世界6位や国内の各大会での優勝など着実に実力を高めている。
2014年5月4日から2日間、西日本で初のビッグ2デイズとなるJBMXFシリーズ第1戦、第2戦がサイクルピア岸和田で行なわれ、2人そろって出場。池上悠斗は混合レースで3位、池上泰地は15-16歳クラスで2年連続となる2日間連続優勝を果たした。
 
池上泰地選手
実力がありながらも現在、資金難で活動継続が難しくなっている状況。企業からの協賛を求めるだけでなく、両親や関係者の提案でクラウドファンディング「カウントダウン」での資金調達を行なっている。
クラウドファンディングとは製品開発やプロジェクトを実行するために必要な資金を、インターネットを通じて不特定多数の人々から募る方法。目標額を達成するとチャレンジャーとなる池上兄弟には集まった金額の80%が支払われ、残り20%は、カウントダウンの手数料となる。
活動資金のサポートはペイパルのクレジットによる精算で500円から可能。1000円のサポートからオリジナル缶バッジがもらえ、金額が増えるごとに、ステッカーやオリジナルTシャツなどさまざまな特典がついてくる。最大で30万円のサポートが可能になっている。
 
池上悠斗選手
池上兄弟がまだ学生で支援する人々と直接会える機会が少ないことから、交流する場として5月19日に「第1回 池上兄弟を囲む会 in ナレッジサロン」を開催。ファンや関係者との関係を深めるのが最大の狙いになる。
当日は兄弟の想いやこれからの夢を、レースの動画など見ながら語る。5月4日、5日に行なわれたJBMXFシリーズの報告会、「カウントダウン」の説明なども予定している。
場所はグランフロント大阪北館ナレッジキャピタル7階ナレッジサロンC・D会議室。申し込みはファックス(06-6170-8247)またはメール(hata@o2-co.jp)。締め切りは5月17日となっている。