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ベルギーのウェイラントがジロで事故死

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5月9日に行われたジロ・デ・イタリア第3ステージで、レオパード・トレックに所属するベルギーのウォートル・ウェイラントが落車事故で亡くなった。ウェイラントはゴールまで残り25km地点、カテゴリー3のパッソ・デル・ボッコの下りで落車。レースドクターのジョバンニ・トレディチ医師の話によると、メディカルサービスはすぐに到着したが、彼はすでに意識がなく、重篤な状態だった。コース上で40分にわたって心肺蘇生を行ったが、すでに手のほどこしようがなかったという。ウェイラントはヘリコプターで搬送されたラバーニャの病院で死亡が確認された。チームメートのダビデ・ビガノがガゼッタ紙に語った話では、ウェイラントが落車した下りはテクニカルで、アスファルトは滑りやすかったという。奇しくも彼は昨年のジロの第3ステージで区間優勝していた。ベルギーのeenのTVニュースによれば、26歳のウェイラントは今年9月に初めてパパになるはずだった。