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新コンチネンタルチーム「ヴィーニファンティーニ・NIPPO・デローザ」誕生!黒枝士揮が加入

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2014シーズン、「ヴィーニファンティーニ・NIPPO・デローザ」というコンチネンタルチーム(日本登録)が誕生する。

イタリアのアンダー23チーム「ヴィーニファンティーニ・ダンジェロアンティヌッチ」と、日本登録のコンチネンタルチーム「チームNIPPO・デローザ」が合併し、まったく新しいコンチネンタルチームとして生まれ変わる。

チームを指揮するのは、長年プロチームで活躍し、監督としても豊富な経験をもつ名将ステファノ・ジュリアーニ氏。 彼の指揮により、世界中から集まったフレッシュな精鋭たちがイタリア、アブルッォ州を拠点に活動を始める。

メインスポンサーは長年サイクリングチームをサポートし続けるイタリアの大手ワインメーカー・ファルネーゼヴィーニ(www.farnesevini.com)。 そして日本の株式会社NIPPO、イタリアの名門自転車ブランド・デローザが彼らのチャレンジを力強くバックアップする。

 

チームの理念は、まずは国際的な若い選手の育成。これは「ヴィーニファンティーニ・ダンジェロアンティヌッチ」と「チームNIPPO・デローザ」、両チームが長く渡り取り組んできたことで、そこで培ったノウハウを新しいチームが引き継ぎ、多くの才能溢れるアンダー23の若い選手がチームに所属する予定。

将来的には、さらに上のチームカテゴリーへの昇格も期待される。

近年、ネガティブな話題として取り沙汰されているドーピング問題に対しては、“ゼロ・トラレーション”という強い姿勢を示し、現在コンチネンタルチームには加入義務のない国際自転車競技連合の「バイオロジカルパスポート(ADAMS : 血液データ監視システム)」をチームは国立PESCARA大学の研究ラボと提携し、UCIから承認されるレベルで独自に導入する。

これは「バイオロジカルパスポート」を持たないコンチネンタルチームへの、ドーピング関与の疑いが高まっていることが背景にある。

 

そして、現在 鹿屋体育大学4回生の黒枝士揮(1992年生まれ)がチームに加入することが決定した

2012年に大学生としては快挙といえる「ツール・ド・北海道(UCI2.2)」でステージ優勝。現在ランプレ・メリダで活躍するリケーゼ選手らをスプリントで下す素晴らしい勝利は記憶に新しい。

そのほか、イタリア人のリカルド・スタキッオッティ(1991年生まれ)、アレッサンドロ・ビソルティ(1985年生まれ)、スウェーデン人のアントン・マニウッソン(1992年生まれ)の加入が正式に決まっている。

このほかの加入選手は追って発表するが、約半数の選手が日本人選手となる予定。

 

黒枝士揮のコメント:目標はヨーロッパでプロになり、ツール・ド・フランスに出場すること。 

まずはヨーロッパでのレースの経験を積んで2年以内に結果を出せるようにする。 

自分はスプリントが得意なので集団のゴール勝負になれば自信がある。

それを生かせるように登りを克服したい

黒枝選手の経歴詳細はこちら http://www.procyclingstats.com/rider/136342-Shiki-Kuroeda