TOKYO自転車シティ化計画「+1 LANE PROJECT」にサイスポの賛同メッセージ掲載
特定非営利活動法人 自転車活用推進研究会(品川区上大崎 理事長:小林成基)は、都心全域と2020年東京オリンピック・パラリンピック施設を網羅する自転車レーン網(注)「TOKYOサイクルネットワーク」の構築を提唱するオンラインキャンペーン『+1 LANE PROJECT』2014年11月7日より開始。賛同状況レポートとともに都知事あての提言書を東京都に提出し、意見交換などを図っていく。
特設ウェブサイト http://plusonelane.tokyo
注)ここでいう自転車レーンとは、車道上の自転車レーンの他、車道歩道との構造分離・進行方向の規制・ 交差点での連続性が担保された自転車道も含みます。
TOKYO自転車シティ化計画「+1 LANE PROJECT」は現在、賛同者34000人超。今回、都知事宛て提言書に対するサイクルスポーツ編集部の賛同メッセージが掲載された。
http://plusonelane.tokyo/news/
自活研・TOKYOサイクルネットワークの提唱
自転車の持つ本来の利点を存分に活かすためにも、また、さらなる高齢化の進展をふまえ歩道を歩行者が安心して歩ける空間に戻すためにも、自転車走行空間の整備は東京にとって喫緊の課題です。 その第一歩として、自活研は、東京の道路環境を熟知するメッセンジャーの実走評価などを参考に、都心全 域と五輪施設を網羅する自転車レーン網プラン「TOKYOサイクルネットワーク」を策定しました。
自転車走行空間整備には、交差点等における局所的な連続性と、都市全体における広域的な網羅性が担保されていることが重要ですが、2012年10月に東京都が発表している「東京都自転車走行空間整備推進計画 (http://www.metro.tokyo.jp/INET/KEIKAKU/2012/10/DATA/70mao102.pdf)」では断続的に「優先整備区間(p. 57)」が定められているのみで、広域的なネットワーク計画は策定されていません。 自活研は、東京都が「TOKYOサイクルネットワーク」もひとつの参考として、早急に長期的な工程表と都心全域の自転車レーンネットワーク計画を策定することを提案し、必要とあらばあらゆる協力を惜しみません。