ドーフィネ第2ステージはビビアーニが区間優勝
フランスで開催されている第65回クリテリウム・デュ・ドーフィネ(UCIワールドツアー)は、6月3日にシャテルからオヨナまでの191kmで第2ステージを競い、イタリアのエリア・ビビアーニ(キャノンデール)が集団ゴールスプリントを制し、今季初優勝となる区間優勝を上げた。2位はベルギーのジャンニ・ミールスマン(オメガファルマ・クイックステップ)、3位はフランスのトニ・ガロパン(レディオシャック・ニッサン)だった。総合首位のマイヨ・ジョーヌはカナダのダビー・ベイユー(ヨーロッパカー)が守った。区間優勝したビビアーニは「今年最初の優勝だからうれしいよ。ジロはカヴェンディッシュに次いで2回2位になり、好調で完走した。だから今日の上り坂では、ブアニやヒュースホーウトより集団に留まることができたんだ。チームメートのボドナルとコーレンがボクをリードしてくれて、スプリントでは完璧な位置取りができたよ」と、勝因を語った。しかし彼はこの後のツールには参加しないと言う。「ドーフィネは第6ステージのグルノーブルまで走るつもりだ。その後は、ストップする時だ。ボクはツールには行かないだろう。我々のチームのスプリンターはペーテル・サガンになるからね。シーズン開幕以来、もうたくさん走ったから、すぐにでも休む必要がある。8月までは走らないだろう」
■第2ステージ結果[6月3日/シャテル~オヨナ/191km]
1 エリア・ビビアーニ(キャノンデール/イタリア)4時間39分15秒
2 ジャンニ・ミールスマン(オメガファルマ・クイックステップ/ベルギー)
3 トニ・ガロパン(レディオシャック・ニッサン/フランス)
4 レイナルト・ヤンセバンレンスブルク(アルゴス・シマノ/南アフリカ)
5 アントニ・ジェラン(FDJ/フランス)
6 アルマンド・フォンセカ(ブルターニュ・セシェ/フランス)
7 ブラム・タンキンク(ブランコプロ/オランダ)
8 ワレン・バルグイユ(アルゴス・シマノ/フランス)
9 フアンアントニオ・フレチャ(バカンソレイユ・DCM/スペイン)
10 ゲラント・トーマス(スカイ/英国)
62 ダビー・ベイユー(ヨーロッパカー/カナダ)
129 別府史之(オリカ・グリーンエッジ/日本)+6分31秒
■第2ステージまでの総合成績
1 ダビー・ベイユー(ヨーロッパカー/カナダ)7時間56分50秒
2 ジャンニ・ミールスマン(オメガファルマ・クイックステップ/ベルギー)+1分56秒
3 トニ・ガロパン(レディオシャック・ニッサン/フランス)+1分57秒
4 ワレン・バルグイユ(アルゴス・シマノ/フランス)+1分57秒
5 アレハンドロ・バルベルデ(モビスター/スペイン)+1分57秒
6 ヤコブ・フグルサング(アスタナ/デンマーク)+1分57秒
7 クリストファー・フルーム(スカイ/英国)+1分57秒
8 リッチー・ポート(スカイ/オーストラリア)+1分57秒
9 アンヘル・マドラソ(モビスター/スペイン)+1分57秒
10 ゲラント・トーマス(スカイ/英国)+1分57秒
14 アルベルト・コンタドール(チームサクソ・ティンコフ/スペイン)+1分57秒
146 別府史之(オリカ・グリーンエッジ/日本)+22分05秒
[各賞]
■ポイント賞:ジャンニ・ミールスマン(オメガファルマ・クイックステップ/ベルギー)
■山岳賞 :トーマ・ダムゾー(アルゴス・シマノ/フランス)
■新人賞 :トニ・ガロパン(レディオシャック・ニッサン/フランス)
■チーム成績:ヨーロッパカー(フランス)