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ツアー・ダウンアンダー第5ステージ:新城幸也は総合55位で最終日へ

レース

ツアー・ダウンアンダー第5ステージは、本格ロードステージ最終日ということもあり激しいレース展開が予想された。

序盤に4名の逃げグループが形成され、ヨーロッパカーのメンバーは含まれていなかったが、風もあり小集団の逃げは不要と判断し、冷静に集団でレースを進めた。

案の定、勝負どころのラスト36km、2周回に入ったところで逃げていた選手はメイン集団に吸収され、ラスト22km地点に設けられている激坂でレースが動く。

新城幸也は1周目はメイン集団で上ったものの、動きが激しくなった2周目で遅れだし32位でゴール。

 

激坂の頂上ゴールを32位でゴールする新城【photo:Miwa IIJIMA】

 

レース後、新城は「逃げには誰も入っていなかったし、風もあったし、まったく焦ってはいなかった。後半、1周目の上りは良い位置で上れたんだけど、2周目は足が足りなかった(余力が足りなかった)。

まぁ、まだ1月だしね、今はこんなもんかなっ。明日はクリテリウムだから、無理せず走るだけ。このレースは自分に合っていると思うので、もっときちんと調整して臨めばきっと勝てるチャンスもあるし、一桁の成績を狙えると感じた。」と、語っている。

最終ステージを残し総合55位。2014年の初戦、ワールドツアーの本格ロードステージを走り終えて、新城は手ごたえを感じたようだ。

 

強烈な日差しに備え、念入りに日焼け止めクリームを塗る新城【photo:Miwa IIJIMA】

 

26日、ツアー・ダウンアンダー最終日は18ラップ×4.75km=85.5kmのクリテリウムが行なわれる。【text:Miwa IIJIMA】

大会オフィシャルページ http://www.tourdownunder.com.au/