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ニューモデル続々!ドイツで開催中のユーロバイク速報【1日目】

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8月27日~30日の日程で開催中の最新モデル展示会「ユーロバイク」。ドイツ・フリードリッヒシャーフェンの広い会場内では2015年モデルの発表やさまざまなイベントが行なわれる。今年もサイクルスポーツからはナカジが現地取材を敢行、その第1報が届いた。詳報はサイクルスポーツ11月号(9/20発売)で!

 

 

先日、ワイドリム化が発表されたカンパニョーロのボーラシリーズですが、ユーロバイクではさらにフルカーボンクリンチャーモデルが発表されました。ボーラ50とボーラ35それぞれにフルカーボンクリンチャーモデルが登場します。

また、アルミリムモデルであるシャマルに「シャマルミレ」というリムに、プラズマ電解酸化処理を施したモデルも。

 

 

コルナゴ・C60のスペシャルカラーが発表されました。「60周年記念モデル」とイタリア語で書かれたスペシャルプレートが付いています。

 

 

リドレーからは、エアロラインナップのノアシリーズに新型が追加。モデル名は「ノアSL」。フレームチューブ形状はカムテールデザインを採用。いままで、同社のエアロロードに採用されていた、空力を改善する「サーファステープ」はなくなり、代わりに同様の効果をもつくぼみがフレームに設けられた。開発にはオランダ・デルフト工科大学のウインドトンネルが使用されている。ブレーキはノーマル。ダイレクトマウントの使用も考えたそうだが、体重があるライダーやパワーがあるライダーが使ったときにフレームがたわみ、リムにブレーキが接触する場合があるので採用を見送ったそう。


 

チポッリーニバイクが新型TTバイク「ヌーク」を発表しました。前後のブレーキキャリパーを、フォーククラウンの内側と、BBの後方に収めることによって空気抵抗を大きく低減している。

 

 

サーヴェロがニューモデルを一気に2つ発表。エアロモデルのトップレンジである「S5」と軽量モデルのトップ「RCA」が、更なる進化を遂げました。

エアロモデルのトップレンジである「S5」と軽量モデルのトップ「RCA」が、更なる進化を遂げた。S5はエアロロードとしてより空力性能を追求。ライダーが乗車した状態でテストした結果、ハンドル周りの空気抵抗がバイク全体の30%を占めていることが判明。それを軽減するために、ハンドルバーを開発した。これによって4.4ワットセーブすることができる。またヘッドチューブで35%。フォークで17%の剛性アップが行なわれている。