9/24 22時から、BSプレミアムで放送。那須ブラーゼンがモデルの自転車ドラマ「ライド ライド ライド」
NHK宇都宮放送局の開局70周年を記念した地域ドラマ「ライド ライド ライド」の撮影が栃木県那須町で始まり、6月3日には閉校したばかりの小学校での撮影の様子が報道陣に公開され、地元の信用金庫職員となる瀬戸康史さん、自転車チーム「那須ベンガーズ」(那須ブラーゼンがモデル)キャプテンの袴田吉彦さん、チームの監督で動物園の支配人でもある鶴見辰吾さん、そして制作側からはチーフプロデューサーの河村誠さんが会見に臨んだ。
瀬戸さん、袴田さん、鶴見さんの脇を「那須ベンガーズ」のメンバーが固め、このドラマに懸ける思いを表現
ドラマの概要は以下のとおり。
全国初の観光地密着型チームは、小さな会社や商店などがスポンサーとなって地域活性化を目指すものの、資金難ですぐに経営が行きづまる。その再建のためマネージャーとして送り込まれるのが瀬戸さん演じる平井守で、突き付けられた条件は経営を2カ月で立て直すこと。結婚を控える彼は、信用金庫に戻るため懸命になるのだが……。
この守と袴田さん演じる遠山一成(39歳)は激しくぶつかり合いながら、それぞれの答えを探して前を向こうとする。
「押し殺した芝居のなかに繊細な表現ができる」との理由で主役に起用された瀬戸さん
ドラマの最終盤には100人の選手や400人を超える観客、出店もある町を挙げての大レースが開催され、そしてフィナーレを迎える。このシーンは圧巻で、脚本に目を通した袴田さんは「熱いものがこみ上げてくるだろう」と語った。
「サイクルスポーツならではの魅力をどう捉えているのか」との問いに対し、チーフプロデューサーの河村さんは、「普通のスポーツは自分が勝つことを目指すのに、自転車の場合はチームの誰かを勝たせるため、風よけになるなど自分を犠牲にする側面がある。そこには人間としての葛藤もあり、ドラマに取り上げる魅力を感じる」と答えた。
ドラマは9月24日(水)の22時から、BSプレミアムで放送される。
今回の出演に向け、自転車で走り込んでいるという袴田さん
サイクリストにはおなじみの鶴見辰吾さん。監督役のため画面で走る姿は見られないが、彼が率いるレゴンのメンバーがエキストラ出演するとのことで、鶴見さん自身がそこに紛れこむ可能性は残されている
レースでケガをして戻ってくるキャプテン遠山を、主人公の守が「なぜそこまで打ち込むのか」との思いで見つめるシーン