ツール・ド・フランス 2016のグラン・デパール発表！ 世界遺産のモン・サン・ミッシェルからスタート

ツール・ド・フランスを主催するアモリー・スポール・オルガニザシオン（ＡＳＯ）が、12月９日に2016年（再来年）のグラン・デパール（開幕地）となるフランス北西部のマンシュ県で行われる３ステージの詳細を発表した。

世界遺産のモン・サン・ミッシェルがあるバス・ノルマンディー地方のマンシュ県には、これまでに23回ツールが訪れているが、意外にもグラン・デパールになるのは史上初めてのことだ。

モン・サン・ミッシェルで行われた記者会見では、初日となる第１ステージがこの有名な世界遺産のふもとからスタートすることが発表された。
*

2016年のツールも初日はプロローグではなく通常のステージとなり、1944年のノルマンディー上陸作戦で上陸地点の１つとなったサント・マリー・デュ・モン村のユタ・ビーチにゴールする。距離は188km。コースは平坦だが、スプリンターを擁するチームは強い風と闘うことになるだろう。
*

第２ステージはサン・ローからシェルブール・オクトビルまでの182kmで競われる。ゴールは3km以上つづく上り坂で、中盤には14％の難所もあり、開幕２日目から見逃せないステージになりそうだ。
*

第３ステージはグランビルをスタートしてマンシュ県を離れるため、ゴール地点は発表されていない。その後の行程は、来年10月20日に行われる2016年ツールのコース発表会で明らかになる。(MAP:ASO)

［2016年ツール・ド・フランスのグラン・デパール詳細］
７月２日(土)　第１ステージ　モン・サン・ミシェル～ユタビーチ（サント・マリー・デュ・モン）188km
７月３日(日)　第２ステージ　サン・ロー～シェルブール・オクトビル　182km
７月４日(月)　第３ステージ　グランビル～？
(http://www.letour.fr/us/)
*