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NIPPO・ヴィーニファンティーニの山本元喜がツール・ド・韓国第1ステージで山岳賞を獲得

レース

6月7日に韓国第2の都市、釜山で開幕した今年のツール・ド・韓国(UCIアジアツアー2.1)。例年、ハイレベルな戦いが繰り広げられる人気の高い大会で、今年は韓国人のルーツをもつ新星スプリンター、カレブ・イワン(オーストラリア)擁するUCIワールドチームのオリカ・グリーンエッジを筆頭に、3つのプロコンチネンタルチームを含む全20チーム、119名の選手がスタートした。

レースは釜山から1週間かけて首都のソウルまで走る全8ステージ、総走行距離1,249kmで競われる。山頂ゴールは設定されておらず、平坦基調のステージで構成されているためスプリンター向きと言われ、釜山からGumi(亀尾)までの189.1kmで開催された第1ステージも集団ゴールスプリントの展開となった。

 

スタート前に行なわれたチームプレゼンテーション

 

第1ステージでは、序盤からアタック合戦が続き、今季ヨーロッパのレースで鍛えられた山本元喜が積極的に逃げようと動く。そして20km地点を通過し、3選手が逃げ出したところで、山本が単独でブリッジをかけて先頭に合流。さらに1選手が遅れて加わり、5選手による先頭集団が形成された。

先頭集団はタイム差を稼ぎながら順調に進んでいく。山本は中間スプリントを2位通過し、この日1つだけ設定されていた151km地点の4級山岳ポイントを狙いにいく。最大で7分以上開いていたタイム差がかなり詰まったが、無事に山岳ポイントを1位通過し山岳賞を獲得。ゴールまで5kmを切って集団に吸収された。

ゴールスプリントでは、危険な斜行によるクラッシュもあり、ニコラス・マリーニ(イタリア)や黒枝士揮ら、チームのスプリンターはゴールスプリントに挑むことができなかった。すべての選手が落車に巻き込まれることなく、無事に第1ステージを走り切ったチームは、今後のステージに狙いを定める。また山本が中間スプリントでボーナスタイムを稼いだため、トップから8秒差の総合5位で初日のレースを終えた。

 

 

山岳賞リーダージャージを着用し、表彰台で笑顔をみせる山本元喜

 

山本元喜のコメント

「気合いを入れて挑んだかいがあり、いい結果が残せてよかったです。中間スプリントでは2位通過で残念でしたが、それによって付いたボーナスタイムで総合成績5位に入れたのでよかったです。 山岳ポイントでは自分の思うように動くことができ、その結果、山岳賞ジャージを獲得することができて、とてもよかったと思います。 しかし、レースはこれからなので油断せずに、今日残した結果を明日以降に繋いでいける走りをしたいです」

山本元喜のレースレポート(本人のブログ内)

http://jaa01114.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/post-30d5.html

 

大門宏監督のコメント

「最後に期待していたスプリント争いはクラッシュの影響で上位にも絡めず、無念の思いだったが、前半はチームの作戦どおりに進み、山本も調子がよく実力を発揮できてよかった。初日とはいえ、狙って獲得した山岳賞ジャージは本人にとっても格別だったと思う。明日もチームメンバー全員で積極的に攻撃し、マリーニ、黒枝、ヴィオラのスプリンタートリオでステージ優勝も狙っていきたい」

 

●ツール・ド・コリア出場メンバー

石橋 学

黒枝 士揮

山本 元喜

ディディエール・チャパッロ(コロンビア)

ニコラス・マリーニ(イタリア)

アントニオ・ヴィオラ(イタリア)

監督 : 大門 宏

 

●ツール・ド・コリア公式サイト

http://www.tourdekorea.or.kr/tdk2015/elite/index.asp 

●NIPPO・ヴィーニファンティーニ http://teamnippo.jp/