若手強化のシエルヴォ奈良MIYATA-MERIDAサイクリングチームが始動サイクルスポーツのニュース

奈良を拠点とするUCIコンチネンタルチーム、シエルヴォ奈良MIYATA-MERIDAサイクリングチームが3月29日に奈良市内でチームプレゼンを行なった。ミヤタサイクルの高谷信一郎社長を囲んで選手14名全員が揃う。

多くのサポーターに囲まれるメンバー。活発なサポーターの存在もチームをバックアップ

活動開始5年目を迎える2014年シーズンは新たに8名が加入して選手14名の大所帯となった。キャプテンは引き続き栂尾大知が務め、副キャプテンには新加入の山下貴宏が就く。

チームが使うフレームは昨年に続いてメリダ。来賓のミヤタサイクルの高谷信一郎社長は「チームミヤタ」のDNAを引き継ぐ栂尾選手、山下選手が所属するこのチームで、ミヤタがレース界に復帰できることがうれしい」とあいさつ。ヒルクライムレースでは驚異の6kg台を実現したミヤタ製スチールフレームも投入される予定。まさに日本のレース界に"ミヤタ"が復活する。MTB XCチームのミヤタメリダバイキングチームもサポートする同社。レーシーなイメージがより強化された。

横山光太郎ゼネラルマネージャーは「多くの方のご支援を昨年に続いていただき感謝している。今年はJプロツアーのクリテリウムで最低1勝の結果を出すことと、今までどおりに若手育成を続けたい」と展望を語る。

ちょうどチームは3月27日に奈良市から「トップスポーツシティ奈良」の認定を受けたところ。チームとして地域貢献するいっぽうで、行政が広報や経済的支援を行なうもの。チームの今までの活動が評価されたものだ。

メンバー：（継続）栂尾大知、井上人志、若杉圭佑、西沢倭義、大中巧基　（新加入）山下貴宏、豊田勝徳、田典幸、大谷一弘、水野恭平、水野貴行、小渡健悟、宮一貴、根井悟、以上14名。