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Cプロジェクトの大場政登志がTT全日本チャンピオン、岡篤志がジュニアチャンピオンに
レース
2013.06.11
6月9日(日)に秋田県大潟村にあるソーラースポーツラインで第17回全日本選手権タイムトライアルが行なわれ、Cプロジェクト(キャノンデール・チャンピオンシステム)に所属する大場政登志がエリートの全日本チャンピオンに輝いた。
落ち着いた表情でスタート台を駆け下り、ダンシングで素早く巡航スピードまで加速した大場は、DHバーを掴んで平坦コースをひたすら踏み抜いた。暫定トップタイムから5秒遅れで1周目を終えた大場は、後半に入ってもハイペースを維持。2位と僅か1秒差の接戦を制し、初めての全日本タイトルを手にした。優勝タイムは55分19秒(平均スピード45.54km.h)。
目に涙を浮かべながら「とにかく負けたくないという気持ちを胸に走りました」と言う大場にとって、プロレース初勝利が全日本タイトル。表彰台の真ん中で全日本チャンピオンジャージに袖を通した大場は「レース中は周りからの情報を耳に入れず、自分で設定したスピードを基準にしながら全開で行きました。同世代のライバルが活躍するなかで、自分は得意なタイムトライアルで結果を出したかった」とコメントする。
また、1996~1995 年生まれ(17~18 歳)の選手を対象にした男子ジュニアにはCプロジェクトの岡篤志が出場。下位を24 秒も引き離す走りで優勝し、ジュニアチャンピオンに輝いた。