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ジャイアント-アルペシン 2015年新チーム体制を発表

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2015年1月7日(水)ドイツのベルリンにて、ジャイアント-アルペシンの新体制およびチームバイクとギアが、メディアやスポンサー向けに発表された。9か国27名の選手がチームに所属し、スター選手であるマルセル・キッテル(ドイツ)やヨーン・デーゲンコルブ(ドイツ)も引き続き在籍。新チームは新たな共同スポンサーとともに2015年のワールドツアーに焦点を合わせている。また男性チームに加え、女性チームであるリブ-プランツアも発表された。

 

 

昨年、数々のクラシックレースやグランツールのステージ優勝など、ワールドツアーで40勝以上を記録したすばらしい中心選手たちは、今年も引き続きこのチームで活躍する。

2014ツール・ド・フランスでステージ4勝をあげ、もっとも誉れ高いレースでマイヨジョーヌを着たキッテルと、ヘント~ウェヴェルヘムで勝利し、ブエルタ・ア・エスパーニャでもステージ4勝をあげたデーゲンコルブは、2015年もチームのスプリンターとして主要なワールドツアーでの勝利を目指す。

2014年ブエルタで総合8位となったワレン・バルギル(フランス)や、オランダ選手権タイムトライアルで優勝し、2014年TT世界選手権では銅メダルだったトム・デュムラン(オランダ)も引き続き在籍。ほかにも、中国スター選手であるジ・チェンや、アメリカの若手選手であるローソン・クラドック、チャド・ハガ、カーター・ジョーンズ、カレブ・フェアリーなど、国際的でバランスのとれた選手たちでチームは構成されている。

 

 

「今日は5年ぶりにドイツを本拠地とするワールドツアーチームが誕生した大切な日です。我々のチームは若いライダーたちとともに日々努力し、‘Keep Challenging’というスローガンをベースとするエリートスポーツ環境の中でこれからも成長し続けていきます」と、ジャイアント-アルペシンのゼネラルマネージャーであるイワン・スペンケンブリックはコメント。

ジャイアントグローバルグループのCEOであるトニー・ローは以下のようにコメントした。「我々のパートナーシップの初年度は期待以上の成果となりましたので、来るシーズンが待ち遠しいです。我々はメーカーとして最も高いステージで最高の製品を開発・テストできるだけでなく、すばらしい選手たちと?がることができるのです。このチームは世界中のライダーたちに、サイクリングは楽しく、社会的かつ環境に優しいアクティビティであるというメッセージを広めてくれる貴重な存在です」。

 

ベルリンにて発表されたPropel Advanced SL チームバイク 

チームライダーたちは目的や地形に応じて4種類のバイクを使い分ける。エアロロードであるPropel Advanced SL、名機として知られるTCR Advanced SL、エンデュランスロードのDefy Advanced SL、TT用のTrinity Advanced SL。

 

 

女性チームのリブ-プランツアは、世界選手権ジュニアで2度優勝したルーシー・ガーナー(イギリス)、2014年のU23欧州ロード選手権で優勝したサブリナ・スタルティエンズ(オランダ)を迎え、UCIワールドカップやその他の国際レースに焦点を合わせている。選手たちはメインバイクとしてLiv Envie Advanced Proを使用する。

 

 

ジャイアントとリブはバイクだけでなく、軽量で優れたフィット性を誇る「Rev」を含むハイパフォーマンスなヘルメット一式をチームに提供する。さらに、レースシーズンを通してジャイアント-アルペシン、リブ-プランツア両チームで使用する最先端のエアロロードヘルメットやTTヘルメットを開発している。

2015シーズン最初のレースは、男性チームは1月17日にオーストラリアで開催されるサントス・ツアー・ダウン・アンダー、女性チームは2月のツアー・オブ・カタールを予定している。プロレースでジャイアント-アルペシンとして最初に登場するのは、シクロクロスのスターであるラース・ファンデルハール(オランダ)。ワールドカップのディフェンディングチャンピオンである彼は、新しいチームウェアで1月11日のオランダ選手権に挑む。

ジャイアント-アルペシン、リブ-プランツアの全選手名簿など詳細は、チームのウェブページで。www.teamgiantalpecin.com