3/5 自活研:宇都宮一成さん講演会【住民参画で行なうしまなみ海道を活かした自転車まちづくり】
自転車活用研究会は、タンデム自転車で10年半かけて世界一周した経験を活かし、しまなみ海道を拠点に自転車の楽しみを広める活動に取り組ん でいる、NPO法人シクロツーリズムしまなみの宇都宮一成さんの講演会を行なう。
しまなみ海道は、アメリカCNNなどでも「世界でもっともすばらしいサイクリングコースの一つ」として紹介されているが、かつてはサイクリングと無縁だった島々を結んでいる。そんな島民、行政をはじめ、さまざまな民間団体や地域の人々とともに、サイクリストと住民との交流をテーマとしてまちづくりに取り組んできた。そういった活動が評価され、シクロツーリズムしまなみは2015年1月、第10回JTB交流文化賞(組織・団体対象)優秀賞を受賞した。
今回は宇都宮さんが、ここに至るまでの苦労話とともに、自転車を活かした地域振興などについて熱く語る。
日時:2015年3月5日(木)18時30分から
場所:ライフ・クリエーション・ス ペース OVE南青山
東京都港区南青山3-4-8 KDXレジデンス南青山 1F
地下鉄「外苑前」駅1a出口から、青山通りを渋谷方面へ。南青山三丁目交差点を左折し、直進。最初の信号のある交差点を右へ(角 のSKI SHOP JIROが目印)。坂の途中、青山迎賓館の向かい。約600メートル・徒歩約8分。
会費:自活研会員無料(非会員3000円)
閉会後の懇親会:参加費1000円でそのままOVEで行ないます。会場入り口で開会前にお支払いください。事前予約要。
申込はこちら http://www.cyclists.jp/seminar/20150305.html
■シクロツーリズムしまなみ:五感をフルに使って地域をまるごと楽しむ新しい旅のスタイル「シクロツーリズム( 自転車旅行)」の普及・提案を通して、地域の自然・歴史・伝統を守り、伝える感性、様々な事象と人々とのつながりを熟成させる新しい価値観を生み出し、持続可能な地域の暮らしを実現することを目指す民間非営利団体です。
■宇都宮一成(うつのみやかずなり)プロフィール
1968年1月15日愛媛県西予市宇和町生まれ。今治市在住。
日本人で初めてタンデム(二人乗り)自転車で世界一周を成し遂げる。
4歳で自転車に魅せられ、13歳のとき河野兵市氏(愛媛県出身の冒険家)に感銘を受けて、23歳で海外を自転車一人旅。その時、タンデム自転車で世界一周中のアメリカ人夫妻と出会い、強く影響を受ける。その後、妻トモ子と共に1997年から10年半をかけて五大陸88ヶ国を巡り、地球2周半に相当する10万5805kmを走破。旅の詳細は、著書『世界でいちばん長いハネムーン』に記されている。
現在は、今治市のNPO法人シクロツーリズムしまなみに籍を置き、ポタリング(自転車散歩)ガイドとして、しまなみ海道を拠点に自転車の愉しみを広める活動に取り組んでいる。