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今年のツール・ド・フランスはドーピング陽性ナシ

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国際自転車競技連合(UCI)は8月20日に、7月に開催されたツール・ド・フランス(UCIワールドツアー)の大会期間中に行われたアンチドーピング検査では、陽性の結果は出なかったと発表した。


今年のツール・ド・フランスでは、サイクリング・アンチ・ドーピング・ファウンデーション(CADF)が622の血液と尿のサンプルを採取。昨年の566サンプルよりも多かった。CADFはフランス・アンチ・ドーピング機関(AFLD)の協力で、さらに大会前に202サンプル、大会中に419サンプルを採取した。大会中に採取されたサンプルのうちの198は、バイオロジカル・パスポートのためであり、これも昨年の149サンプルを上回った。検査を行ったのは、世界アンチドーピング機関(WADA)の認可を受けたフランスのシャトネ・マラブリー、スイスのローザンヌ、ドイツのケルンの研究所だった。UCIとAFLDは、今年採取したサンプルを、今後遡及的な検査をすることにも同意している。(http://www.uci.ch/)
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