フォーナインズがスポーツモデルの第2弾を発表
国産メガネメーカーのフォーナインズから、スポーツバイクシーンでの使用を狙ったアイテムが発表された。昨年、元全日本チャンピオンの宮澤崇史氏をアドバイザーに迎え、サングラスラインの「フォーナインズ・フィールサン」シリーズから、第1弾として「F-01SP」を発売。デローザとのコラボモデルを発表したりと、スポーツバイクユーザー向けの商品を展開している。
その第2弾モデルとなるのが、今回発表された「F-10SP」だ。F-01Pではフレームのカーブが6カーブだったのに対して、こちらは8カーブ。より顔にフィットする形状となる。
もちろん今作にも宮澤氏の意見が多く取り入れられている。レンズの上下の幅を広くとり、また上側のフレームを薄くすることで、深い前傾姿勢を取った時でも 視界が遮られないようになっている。またサイドにはフレームがないので、横目で後方を確認しやすい。
「アイウエアは顔との隙間がありすぎるのはもちろんよ くない。でも、ぴったりしすぎているのもよくない」と宮澤氏は語る。その言葉通り、F-01Pはフレーム、レンズと顔が適度に開いている。フィットしてい る方が風の巻き込みがより少なくていいように思うかもしれないが、逆に目の周りからの汗が乾かずに、不快な思いをしてしまう。日本人の骨格に対して、適度 なスペースが保たれているのだ。
重要となるフィッティングについては、フォーナインズがメガネフレームで培ったノウハウが生かされている。テンプルが左右にばね感を持って動くので、顔の幅にぴったりとフィットするため、ずれにくいし、締め付けられることもない。また、かけたときにテンプル部分の動きが、レンズを支えているフレームには影響しないので、目に対して最適なレンズの角度が保たれる。着用したときにフロントフレームまでたわんでしまうと、レンズの角度や形状がかわってしまい、見え方に影響が出てしまう。
レンズ形状は2種類が付属する。左のスタンダードタイプと、より広い視野を確保できる右側の形状だ。サングラスとして使えるのは言うまでもないが、もちろん度付に対応。遠近両用レンズを選択することもできる。