稚内から知床・中標津へ オホーツク沿岸550kmを走破するロングライドが7月開催
最北の地・稚内からオホーツク海沿岸を経て知床、中標津へと至るロングライドイベントが7月9日(木)から13日(月)にかけて北海道で開催される。長大な海岸線に加えて標高740 mの知床峠を越えるなど、変化に富むコース内容が特徴だ。
オホーツク海沿岸を結ぶ「オホーツクライン」を走る総延長550kmの大会(知床サイクリングサポートのサイトから引用)
■2大会が合体、5日かけ走破
イベントは、雄武-斜里間の210kmを走る「インターナショナルオホーツクサイクリング2015」と、稚内-雄武間(190km)および斜里-ウトロ-中標津間(150km)の2区間を走る「オホーツクラインライド550」の2大会が合体する形で開催。昨年に続き2回目の開催だが、今年は総延長が400kmから増え、新たに知床半島横断コースが加わった。
主催団体の一つである網走サイクリング協会の顧問を務め、今回のイベントを中心的に企画した吉田道美(みちよし)さんは、今年で34回目を迎える「インターナショナル~」に第1回目から参加。「参加者仲間で、稚内から走ってみたいと言う人が結構いた。それならばやってみよう、ということで企画した」と実施の経緯を話す。
■主催者「6年かけ北海道1周したい」
「インターナショナル~」は毎年1000人ほどが出走する大会。一方、昨年は総延長400kmのコースを、スタッフを含めて27人が完走。60~70代のベテランが多いというが「誰でも楽しめる。今年は50人くらいのエントリーがあれば」と吉田さんは見込む。
ゆくゆくは「6年くらいかけて北海道を1周するイベントにしたい」と吉田さん。エントリーの締切は29日。全コース完走の場合、参加費は「インターナショナル~」が大人17000円、「オホーツク~」が同20000円となっている。「オホーツク~」にはサポートカーが同行し、スポーツ用自転車のレンタルも可能だ。夏のオホーツクと知床半島をロングライドで満喫してみては。(斉藤円華)
<参考サイト>
インターナショナルオホーツクサイクリング2015
http://gogookhotsk.jp/index.shtml
オホーツクラインライド550(知床サイクリングサポート)
http://www.shiretokocycling.com/okhotskline