キャノンデール:フルモデルチェンジを果たした SYNAPSE CARBON HI-MOD
キャノンデール・ジャパン株式会社(本社:大阪府吹田市、代表取締役社長:マリオ・スタイン)は、イタリア・トスカーナで行なわれたストラーデ・ビアンケ(砂塵が舞う未舗装路を走行することで有名なロードレース)において、新型の「シナプス・カーボン ハイモッド」を発表した。店頭発売は2013年8月ごろの予定。
起伏に富んだ地形で長く激しい戦いを繰り広げるワンデーレースは、フルモデルチェンジを果たしたSYNAPSE CARBON HI-MODのデビューにまさにうってつけの場所。重量、剛性、強度の理想的なバランスを追求するため、フレームにはバリスティック・カーボンを使用し、振動吸収性と耐衝撃性を向上させる SAVE PLUS(セーブ・プラス)と呼ばれる新改良技術を搭載するなど、これまでの常識を覆すエンデュランスバイクとなった。
キャノンデールのグローバル・ゼネラル・マネージャー、ボブ・バーバンクのコメント:2014年モデルには、次世代の技術が結集されています。このバイクは、妥協を許さない自転車愛好家を念頭に置いて作られています。そして彼らがグランフォンドや過酷なレースに参加するために、あるいは最高の走りができるために必要となる機能をすべて備えているのです。私たちがこのトスカーナの地を正式発表の場として選んだ理由は、この起伏に富んだ地形こそ、まさにこのバイクが真価を発揮するように設計された場所だからです。
シナプス・ハイモッド 2 スラム レッド 72万9000円
2014 年モデルの SYNAPSE CARBON HI-MOD は、重量、剛性、強度、そして快適性の点においても、前モデルを大きく上まわっている。バリスティック・カーボン構造により、フレームは高い強度と剛性を備えているだけでなく、わずか950gというエンデュランスロードのカテゴリーのなかでも最軽量といえる水準を実現。改良されたSAVE PLUSにより、フォーク、リアステー、シートチューブ、シートポストが一体となってシームレスに機能することで、非常に滑らかな路面追従性と直感的な操作性が実現した。
新型フレームの最大のビジュアル面での特長は、「パワーピラミッド」と呼ばれるシートチューブ。このチューブの下部は左右非対称の双胴となっており、これまでよりも幅の広い新規格のボトムブラケット(73mm幅)を採用することで、重量を増やすことなく高い剛性が実現されている。
シナプス・ハイモッド 3 アルテグラ 45万9000円
このバイクの開発プロセスには、キャノンデール・プロサイクリングチームの選手からの情報やデータが重要な役割を果たした。チームの選抜メンバーが SYNAPSE CARBON HI-MOD のプロトタイプを使ってレースに出場し、もっとも優れたバイクを作り上げるために必要不可欠なフィードバックを提供してきた。今シーズンはこれまでのところ、ピーター・サガンがSYNAPSE CARBON HI-MOD で、ヘント~ウェヴェルヘムとデ・パンネ 3日間の第1ステージを制し、E3 ハレルベークとツール・デ・フランドルでは 2位入賞を果たしている。
キャノンデールのグローバル・ゼネラル・マネージャー、ボブ・バーバンクのコメント:開発プロセスにおいては、プロトン(メインの選手集団)のトップ選手に実際にレースに出場してもらい、そこでバイクをテストしてもらうことに勝る方法はありません。キャノンデール・プロサイクリングチームは SYNAPSE CARBON HI-MOD を採用し、シーズン初めのクラシックレースで好成績を収め、好調な春を迎えています。いま私たちは、最高の走りを実現する究極のパートナーとして、このバイクをすべてのサイクリストに自信をもって提供したいと考えています。