FUJI 新型TTバイク「NORCOM STRAIGHT」
2013年5月1日、FUJIは新型TTバイク「NORCOM STRAIGHT(ノーコムストレート)」を発表、予約受付を開始した(今秋入荷予定)。スピードを追求するための究極のバイクを理想に掲げ、3年の月日をかけて開発。タイムトライアル、トライアスロンという2つの異なるカテゴリーで妥協なくベストパフォーマンスを導く究極のエアロダイナミクス、幅広いポジション設定、そして高いコストパフォーマンスが魅力。
国内の公式レースでのデビューは6月初旬に行われる全日本TT選手権で、昨年のタイトルホルダー・西薗良太(チャンピオンシステム)が「ノーコムストレート」で連覇を狙う。
FUJI NORCOM STRAIGHT 1.1(フレームセット)29万4000円
サイズ:49、51、53、55、57
カラー:ホワイト/ブルー
※シートポスト、ステム、ヘッドパーツ、前後ブレーキセット付属
■Stem Pocket:ヘッドチューブ側にインターナルポケットを設けることで、ステムのマウント位置を最大135mm調節可能。タイムトライアルではハンドルを下げ空気抵抗を更に減らし、トライアスロンではハンドルを上げて心肺機能の負担を軽減する。また、ステム幅とトップチューブ幅を均一に成形し、ステムの先端にエアロカバーを装着することでエアーフローの効率化を実現。
■Seat tube Integration:シートクランプ機構はトップチューブに内蔵、エアーフローの効率化を実現。シートポストは最大180mmの上下調節を可能にしており、仮想シートチューブアングルも74~81度と調節幅を大きく設定している。
■Profile from the rear:徹底したエアロダイナミクスの追求により、先代のD-6から薄く鋭くなったメインフレーム。14の異なる配置でフレームの232カ所のデータポイントを集積、D-6と比較実験をおこなった結果、平均16%、最大で18%直進安定性が向上し、およそ10ワットのペダル入力軽減が確認された。また、各チューブやインジェクションパートの形状はエアーフローの乱れを最小限に抑える設計が施されている。
■Brake System:TRP社製のTTVブレーキを採用。フロントはフォークブレード後方、リアはチェーンステー下側にマウント。先代のD-6に比べてエアーフローとメンテナンス性、そして制動力の向上を実現。インターナルケーブルルーティングにより空気抵抗が軽減。
ノーコムストレート特設ページ http://www.fujibikes.jp/norcom/index.html