フルクラム：新たなレベルへ進化した『レーシング・ゼロカーボン』サイクルスポーツのニュース

フルクラム「レーシング・ゼロカーボン」は、伝説的なレーシング・ゼロの性能と信頼性を引き継ぎ、さらに進歩した。フル・カーボン製のリムを採用、軽量化された30mmハイトのカーボン・リムはホイールの反応性を向上させ、同時に周辺重量を減少させている。

特筆すべき点はカーボン製リムにアルミ製スポークを組み合わせたこと。軽量で高剛性のカーボン製リムと、反応性とパワー伝達に優れた頑丈なアルミ製スポークを組み合わせた例は今までにはない。つまり、アルミ・バージョンのオリジナル・レーシング・ゼロの反応性を備えながら、カーボン・ホイールの軽量性とエアロダイナミック性能を持つという大きなアドバンテージを獲得したことになる。

独自のMoMagシステムを採用し、リムからスポーク穴をなくした。堅牢な構造のリムはタイヤとのはめ合わせを確実にし、パンクのリスクを減らすことができる。アルミ製のニップルはアッセンブルの際に、バルブ穴から内部に挿入する。リムはユニディレクション・カーボン・ファイバーで作られ、必要な部分の剛性を確保しながら、転がり抵抗を軽減する。ブレーキ面には3K カーボンを採用し、高い対摩耗性と長期にわたる耐久性が実現した。