ツアー・オブ・チンハイレイク第13ステージ:ボレ2位、黒枝6位でUCIポイントを獲得
ツアー・オブ・チンハイレイク(中国、UCIアジアツアー2.HC)最終日、第13ステージでヴィーニファンティーニ・NIPPO・デローザはグレッガ・ボレが2位、エドワード・グロスが4位、そして黒枝士揮が6位でゴールし、U23世界選手権の出場枠につながるUCIポイントを獲得した。
2週間に渡り開催されてたツアー・オブ・チンハイレイクもついに最終日。最終ステージとなる第13ステージは地方都市、蘭州市内での91kmの平坦ステージ。
約18kmの周回コースを5周回するコースレイアウトで集団ゴールスプリントの展開となり、マッティア・ガバッツィ(アモーレエビータ)がステージ2勝目を挙げ、僅差でグレッガ・ボレが2位。そしてトレインを必要としない選手たちが個々にスプリントに挑み、エドワード・グロスが4位、黒枝士揮が6位、そしてリカルド・スタキッオッティが9位でゴールした。
最終ステージでの勝利こそ逃したものの、日本人U23選手への課題であった世界選手権へ向けたUCIポイントを無事に獲得することができ、また大会を通してステージ2勝(ボレ、グロス)、ポイント賞4位(ボレ)、山岳賞6位(石橋学)など、好成績を残した。
課題であったUCIポイントを獲得したU23カテゴリーに日本人選手たち。左から石橋学、小石祐馬、黒枝士揮
黒枝士揮のコメント
「今回、UCIポイントを獲得するようにと言われていて、プレッシャーのかかるレースでしたが、最後まで我慢して、そして最後にチャンスが巡ってきたときに、無事にポイントを取ることができて良かったです。ただ、勝ちたいと思いながらもポイントを取らないとと思い、少し守りの走りになってしまったようにも思います。いつもゴールスプリントでは前で勝負できていたので、今後このクラスの大会では自信をもって勝ちを狙いにいきたいと思います」
ヴィーニファンティーニ・NIPPO・デローザの次戦は、7月26日にイタリアで開催される「GPインダストリア&アルティジアナート(1.1)」、27日「ジロ・デラ・トスカーナ(1.1)」で、両レースには宮澤崇史と秋丸湧哉が出場予定。
また8月2日~4日にはフランスで開催される「クレイズ・ブレイズ(2.2)」に出場する。
ヴィーニファンティーニ・NIPPO・デローザ http://www.nippo-c.co.jp/teamnippo2014/