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M.マキノサイクルファクトリー：ナスカルブ、ナスカグリース

新製品 2013.01.09

フルオーダーフレーム製作で人気のM.マキノサイクルファクトリーから、超極圧潤滑剤ナスカルブ、ナスカグリースが発売された。従来の粘性が低いオイルでは極圧性能が不足しており、高荷重が掛かるベアリングに使用した場合、実走時の抵抗が増加し金属同士が接触した焼き付きが多く見られたが、ナスカルブではグリース以上の潤滑性能により良好な状態を保つ。自転車の場合、極圧(EP)剤より摩擦軽減・油性向上(FM)剤の効果の方が大きいとのこと。粘性に依存せず耐候性に優れているのが特徴だ。

■主成分

極圧(EP)剤：高荷重摩擦面の高温部で金属と反応し、摩擦の小さい皮膜を作る。

粘度指数向上剤：油の粘度が高温で低下することを抑える。

油性向上剤(FM)剤：摩擦面に吸着し、被膜を形成して摩擦係数を下げる。

酸化防止剤：油の酸化に伴うスラッジ、ワニスの形成を抑える。

さび止め剤：金属表面に吸着し、水、酸素との直接接触によるサビの発生を抑える。