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UCIプロフェッショナルコンチネンタルチーム2013発表

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国際自転車競技連合(UCI)は12月19日に、来シーズンのUCIプロフェッショナルコンチネンタルチーム(ディビジョン2)のリストを発表した。UCIプロフェッショナルコンチネンタルチームには、すでに11月26日の時点で16チームが登録を完了していたが、この日さらに3チームが追加された。新しくリストに加わったのは、イタリアのバルディアーニバルボーレ・CSFイノックス(旧コルナゴ・CSFイノックス)、フランスのブルターニュ・セシェアンビロンマン(旧ブルターニュ・シュレール)、そして西薗良太の移籍が決まっている中国のチャンピオンシステム。現時点で来シーズンのUCIプロフェッショナルコンチネンタルチームは19チームになっている。

スペインのアンダルシアは、UCIプロフェッショナルコンチネンタルチームへの再登録認可が受けられなかった。UCIはチームにその意志があれば、同チームがディビジョン3のUCIコンチネンタルチームに申し込むことができるとしている。

ロシアのルスベロは、UCIプロチーム登録を却下されてスポーツ仲裁裁判所に告訴しているカチューシャチームの下部組織であるため、UCIプロフェッショナルコンチネンタルチームへの再登録が保留になっている。もしもカチューシャチームがこのまま来シーズンのUCIプロチームに登録できない場合は、UCIプロフェッショナルコンチネンタルチームとして活動することになるためだ。UCIはライセンス委員会が来年1月にルスベロを再審査すると付け加えている。来シーズンのUCIプロフェッショナルコンチネンタルチームには、カチューシャかルスベロのどちらかが登録することになり、チーム総数は昨年より2チーム少ない20チームになるだろう。

●UCIプロフェッショナルコンチネンタルチーム(ディビジョン2)
アクセントジョブス・ワンティ(ベルギー)
アンドロニジョカットリ(イタリア)
バルディアーニバルボーレ・CSFイノックス(イタリア)
ブルターニュ・セシェアンビロンマン(フランス)
カハルラル(スペイン)
CCCポルサットポルコウィチェ(ポーランド)
チャンピオンシステム(中国)
コフィディス、ソルーションクレディ(フランス)
コロンビア(コロンビア)
IAMサイクリング(スイス)
ランボークレジット・ユーフォニー(ベルギー)
MTN・クベカ(南アフリカ)
ソジャスン(フランス)
チームヨーロッパカー(フランス)
チームネットアップ・エンデューラ(ドイツ)
チームノボノルディスク(旧チームタイプワン/米国)
トップスポルトブラーンデレン・バロワーズ(ベルギー)
ユナイテッドヘルスケアプロサイクリングチーム(米国)
ビーニファンティーニ(イタリア)
(http://www.uci.ch/)


2013年は海外のプロチームに日本人選手が6人所属!

来シーズンは海外のいわゆるプロチームに所属する日本人選手がいっきに6人に増える。ツール・ジロ・ブエルタといった3大ツアーや、メジャーなクラシックレースに日本人選手が参加する機会はさらに増えるはずだ。

【2013年に海外のプロチームで走る日本人選手】
・別府史之(オリカ・グリーンエッジ/UCIプロチーム)
・宮澤崇史(チームサクソ・ティンコフ/UCIプロチーム)
・増田成幸(キャノンデール/UCIプロチーム)
・新城幸也(チームヨーロッパカー/UCIプロコンチネンタルチーム)
・佐野淳哉(ビーニファンティーニ/UCIプロコンチネンタルチーム)
・西薗良太(チャンピオンシステム/UCIプロコンチネンタルチーム)
(※チーム名称はUCI登録名)