メリダ・リアクト400。上れるエアロロードにアルミモデル追加サイクルスポーツのニュース

「上れるエアロロード」として、ランプレ・メリダチームでも使用率の高い「リアクトシリーズ」に、新たにアルミ製の「リアクト400」が加わった。

カーボンフレームのリアクトが持つエアロダイナミクスを考慮したフレーム形状を、アルミのハイドロフォーミング技術で忠実に再現。シートクランプもフレーム内蔵タイプを採用し、限りなく近いフォルムを実現している。アルミの加工技術に自信があるメリダならではの2015年モデル。

試乗した50サイズで完成車重量9.39kgとなかなかの重量だが、想像するよりも走りはスムーズで気持ちがいい。ハンドリングはクイックすぎず扱いやすい。

特徴的なフォルムと価格も相まって、エントリーモデルとしてはなかなか魅力的なパッケージだと思う。ただ、気になったのはリヤブレーキの性能。前後ともTRP製だが、 BB下に取り付けられるリヤブレーキの性能が不足気味で、前後で制動力の差が大きすぎるので、操作に戸惑った。アップグレードすれば解決できるはずなので、購入するときはそれを視野に入れておきたい。