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アウディがロードバイク「アウディ・スポーツレーシングバイク」を日本初公開

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自動車メーカーアウディは、同社の自動車開発コンセプトを表現するロードバイク「アウディ・スポーツレーシングバイク」を日本初公開した。今年3月のジュネーブモーターショー2015で発表されたモデルで、ベースとなっているのは超軽量ホイールでおなじみのライトウエイト製フレーム「ウルグシュタルト」、フレームカラーのデザインはアウディのデザインチームが行なっている。ホイールは同社のマイレンシュタインが合わせられる。コンポーネントはシマノ・デュラエースDi2を搭載し、完成車重量は6kgを切る。ちなみに、フレーム素材の東レT1000カーボンは、アウディがル・マン24時間耐久レースに出場したときのマシン「R18 e-tron quattro」のコックピットにも採用されている素材だ。

アウディ・ジャパン大喜多社長は、スポーツレーシングバイクについて「アウディの高性能で、軽量化へ余念が無い姿勢を象徴するモデルとして、このバイクを発表しました。スポーツバイク人気の高まりは感じており、日本には世界に通用する自転車パーツメーカーであるシマノもある。実は、今回の企画がなければ日本発信でアウディの自転車をプロデュースしたいと思っていたくらいなんです。世界限定50台で、まだどの国に何台という割り当ては決まっていないのですが、できれば5台くらいは日本マーケット向けに確保したいと考えています。」と語った。

アウディのディーラーで販売され、ドイツでの価格は1万7500ユーロ。日本での販売価格はまだ決まっていない。東京、原宿のアウディフォーラム東京にて展示車を見ることができる。

 

 

サドルはセライタリアSLRキットカーボニオをベースに、表皮はアウディのハイエンドスポーツクーペであるR8のシートに使われているのと同じファインナッパレザー仕様で、「Audi Sports」の文字が刻印されている。

 
 

 

シートチューブにはシリアルナンバープレートがあしらわれている。

 
 

 

発表会のメインはもちろんクルマ。新型Q3(写真左)とA1(写真右)が発表された。都市部をスマートに駆け抜けるコンパクトなボディに、上質な空間を備えている。アウディのデザイナー陣は「クルマが街の景観を壊してはいけない」常々言っているそうだ。Q3はプレミアムコンパクトSUVで、全長4400mmのコンパクトなボディに1.4L~2.0Lの直4エンジンを搭載する。2.0Lモデルは従来かパワーアップされつつ、18%の低燃費かを実現している。

A1はアウディ初の1.0L直3ターボエンジンを搭載するコンパクトカー。JC08モードでリッター22.9kmを達成。新燃費基準である2020年度燃費基準をクリアし、エコカー減税対象車となっている。

ゲストにはモデルの道端ジェシカさんが登場。自身の、アクティブに過ごし、未体験の場所へ行く、見たことがないものを見に行くという新しい事へチャレンジしていく姿勢と、身の回りのモノはライフスタイルに合った適度なものをそろえていたいという考え方が、アウディのクルマ作りと共通の部分があるとのこと。

問・アウディ ジャパン  http://www.audi.co.jp/