Rapha:三船雅彦さんトークセミナー「パリ~ブレスト~パリの走り方」盛況
7月22日(水)の夜、ラファサイクルクラブ東京に33人の熱心なサイクリストが、三船雅彦さんトークセミナー「パリ~ブレスト~パリの走り方」を聴講するために集まった。
4年に一度の超ロングライド、ブルベの頂点・パリ~ブレスト~パリ(PBP)を、三船雅彦さんは前回初参加にして参加者5,000人中50位台でフィニッシュ。距離1,200kmを53時間16分で走った。
パリ~ブレスト~パリは、車輪を象った洋菓子名でもある。三船さんが手にしているヨーロッパ風にバタークリームを使ったリング状のそれが、コーヒーとともに聴講者に振る舞われた。
「距離が長いのに参加費が安いブルベは、走っていることが好きなサイクリストには最高」という三船さん。
現役選手だったとき300kmまでなら走っていたが、最初のうちはブルベで600kmを走るなんて「まったく理解できない。暗い時間帯に走るなんで危ないじゃない」と思ったそうだ。しかし、PBPを走るには開催年に200km、300km、400km、600kmの完走記録が求められ、走るうちにハマってしまった。
聴講33人中で6人が、8月23日~27日開催のPBPに参加する。それ以外の27人は、PBPに興味津々なロングライドマニアたち。
「疲れてくると手はしびれ、足はむくみ、寒さで消耗します。疲れたときに扱いやすい機材や装備、消耗を防ぐウエア選びが肝心。ラスト200kmを想定してのシミュレーションをして準備しました。今年は48時間切りが目標」と、熱く語った三船さんのノウハウとパッション。
その三船さんをサポートするために、ラファは1,200kmを同行するという。その模様は、9月20日発売のサイクルスポーツ11月号に掲載予定、乞うご期待!