リドレー 2016年モデル「フェニックスSL」先行発表
リドレーでは、春のクラシックレースからロット・ソウダルがテストしていたプロトタイプを発表した。「フェニックスSL」は、今までのフェニックスを「スーパーリミテッド」に改良し、ヘリウムをミニマム重量増で衝撃吸収性を高め、新フォークにてエアロ効果を追求したフレーム。フェニックスより250g以上軽量化し、1Kgを下まわる重量(未塗装)を達成した。
28cのタイヤクリアランスで電動、機械式コンポに対応。30-24tonハイモジュラスカーボン仕様の価格は23万5000円(税抜)。2016年モデルを数量限定で販売する。
詳細はこちら(ジェイピースポーツグループ) http://www.jpsg.co.jp/ridley_news/
エアロダイナミックフォークインテグレーション
エアロダイナミックフォークインテグレーションにより統合されたフレームとフォークはスムーズな造形で組み合わさり、優れたエアロダイナミクスを実現した。
内装式ケーブルルーティング
内装式ケーブルシステムはライディングでの汗や、路面からの汚れからケーブルを保護する。また、メンテナンスの頻度を少なくし、変速性能維持が容易になる。そしてもちろん、エアロダイナミクスにも貢献。スマートなケーブルガイドは、機械式、電動式 いずれのコンポネートにも互換性あり。
プレスフィットBB86 ボトムブラケット
BBはPressfit BB86 を採用し、Qファクターを変えずにBBエリアをよりワイドにすることで高剛性を可能とした。
ヘリウム"スタイル" リアトライアングル
軽量モデルのヘリウム"スタイル"リアトライアングルを採用し、横に薄く扁平されたシートステーは高い振動吸収性と剛性のベストバランスを実現した。
ダイヤモンドシェープダウンチューブ
リドレーの代名詞である"エッジチュービング"によるダイヤモンドシェープダウンチューブはヘッドチューブ側の接合部を縦に、BB側の接合部は横へ変形させ接合部分を増やすことにより剛性を上げ、各部分にかかる力を推進力に変換する。
31,8mm シートチューブ 27,2mm シートポスト
シートチューブは31.8mmパイプにすることで高弾性のカーボンを使用しながらもしなやかさを確保し、細かな振動を和らげ、軽量化も実現。