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日本大が10年ぶりのロード優勝! 全日本大学対抗選手権自転車競技大会ロードレース
レース
2015.08.31
日本大の吉田悠人が逃げ切り
終日雨の中行なわれたレースは耐久戦に。鹿屋体育大を中心とした攻撃が続いた11周目。メイン集団から橋本英也(鹿屋体育大)が単独抜け出し、そこへ馬渡伸弥(同)、日本大の吉田悠人と吉田優樹が合流し4人の逃げに。各校のエース格が揃うメイン集団は牽制様態が続き2分差となる。先頭は最終周回には吉田(悠)、橋本、吉田(優)の3人で先頭交代して逃げ切り、最後の登坂勝負で吉田(悠)が抜け出し優勝、日本大に10年ぶりのロード優勝をもたらした。
「(吉田)優樹のアシストのつもりで動き、逃げられるところまで逃げようとした結果です。日本大学としても笑顔で今年のインカレを終えることができたと思います」
ロードレースのほかトラック種目を含むすべての競技における総合成績を競う「大学対抗総合」は、鹿屋体育大が男女とも優勝、男子は3連覇に記録を伸ばした。
text&photo●高木秀彰