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復興への願いを込めて3000人が集ったツール・ド・東北
イベント
2015.09.16
募集定員を超える人気
東日本大震災の被災地を走り復興支援へとつなげるイベント『ツール・ド・東北2015』が今年で3回目の開催となり、今年は3478人のサイクリスト参加。毎年、募集人数を大きく上回る応募があり、大盛況のイベントとなっている。
震災によって被害を受け一部区間が運休状態であったため、過去2回の開催までは仙石線の列車のみでは会場となる石巻までたどり着けなかった。しかし、今年5月の全線再開で仙台から石巻まで列車で輪行しながらイベントに向かうことができるようになった。
さらに震災の影響によって壊滅的なダメージを受けたJR女川駅も元あった場所から数百メートル移転し、真新しい駅舎へと生まれ変わった。
キャロライン・ケネディ駐日米国大使を始めとする多くの著名人が参加
去年の開催時に参加し、話題となったキャロライン・ケネディ駐日米国大使が今年新設されたコース『気仙沼ワンウェイフォンド(95km)』を走り、被災地の復興への願いや、豪雨によって甚大な水害を受けた人たちに向けて労いの言葉、そしてふたたびこの地に迎え入れてくれたことに感謝の言葉を残した。
本大会の起源となった『三笠宮杯東北一周自転車競争大会』は、1952年に自転車レースとして開催され、その後何度か大会名を変え、『三笠宮杯ツール・ド・とうほく』として2007年まで全国から精鋭が集う、名門自転車レースの大会として続いた。そして今この『ツール・ド・東北』は、そんな歴史を受け継ぎ、被災地の復興支援という大きな使命を果たすため、再び幕を開けた。
10年間開催し、ゆくゆくは一大自転車レースイベントへと成長させ、毎年多くの人が訪れる東北の未来へとつながるイベントにしていく。そんなコンセプトのもと、来年も多くの人がこの地を訪れるだろう。
本大会の起源となった『三笠宮杯東北一周自転車競争大会』は、1952年に自転車レースとして開催され、その後何度か大会名を変え、『三笠宮杯ツール・ド・とうほく』として2007年まで全国から精鋭が集う、名門自転車レースの大会として続いた。そして今この『ツール・ド・東北』は、そんな歴史を受け継ぎ、被災地の復興支援という大きな使命を果たすため、再び幕を開けた。
10年間開催し、ゆくゆくは一大自転車レースイベントへと成長させ、毎年多くの人が訪れる東北の未来へとつながるイベントにしていく。そんなコンセプトのもと、来年も多くの人がこの地を訪れるだろう。