ニュース

リドレー新型TTバイクを発表

新製品

TTバイク「ディーン」が進化し、シンプルなフォルムに

リドレーのTTバイク「ディーン」がモデルチェンジを果たす。前作の「ディーンRS」は、フォークブレードの後方にブレードと一体のブレーキを備え、リヤブレーキはBB下に配されていた。また、ステムとトップチューブの上面は一直線につながるデザインを採用し、電動コンポーネントのインターフェースをステム内に収納するなど、かなり凝った作りだった。

新型ディーンは、フロントブレーキはノーマルキャリパーに戻さた。ステムは専用モデルが予定されているとのことだが、展示車を見るとノーマルタイプも使用可能のようだ。BBまわりはかなりボリュームアップされている。専用設計のパーツを減らして使いやすさと空力性能を両立させる設計は、同社のエアロロード「ノア」シリーズですでに行われている施策。それをTTバイクにも採用したということだ。

現在UCIの認可を受けている最中なので、ロードTTで活躍する姿を見ることができるだろう。また、トライアスロンでの使用も想定されており、トップチューブには補給食を収納できるアクセサリーを取り付けるためのネジ台座が用意されている。