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TNIのプロトタイプホイール

新製品

まだモデル名も決まっていない

リムサイドを見ると個性的な織り目を持っているのがわかる
リムサイドを見ると個性的な織り目を持っているのがわかる
TNIを取り扱うトライスポーツの、サイクルモードブースにこっそりと展示してあったホイールのプロトタイプ。なんと当日の朝届いたばかりだそう。

まだモデル名も決まっていないこのホイールは、30mmハイトのフルカーボンクリンチャーリムモデルだ。それだけだと何が新しいのかという感じだが、注目なのは製造方法にある。通常カーボンシートを金型に貼って成型するわけだが、そのシートは紙のように平らなものだ。

このホイールではそのシートを最初からリムの形状に合わせて立体的に製造したものを金型に貼るので、リム1周における重量バランスをより均一にすることができるという。それにより、高い回転性能と走行時の微細な振動が起こらないというメリットをもたらす。製品の細部はこれからブラッシュアップされていくとのこと。