前後ブレーキにはミニVブレーキを採用。フロントはフォークブレードの後方に位置し、さらにフォークブレード自体がブレーキカバーのようなデザインになっているので空気抵抗が低減される。そのワイヤリングは秀逸で、ハンドルバーからフォークコラムに内蔵された後、フォークの股からフォークブレード後方へと導かれる。これにより、空気抵抗は30%低減されブレーキキャリパーの先端剛性は40%向上される。リヤブレーキはBB下に。
付属のシートポストはセッティング幅が非常に広く、移動距離にして80mm、シートアングルに置き換えると75度から80度まで無段階でサドル位置を調整することができる。付属する専用ステムはスペーサーを介することによって水平に20㎜延長、23mm延長しさらに15mm上げる、または下げることができる。DHバーの形状も写真のJベントのほかにSベントとストレートタイプがそろい、要点をしっかりと押さえた作り込がなされている。
フレームに加えてハンドル、ステム、シートポストが付属して50万円代の価格設定を予定。