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たびーら縁結びライドin出雲、参加レポート

イベント
自転車と美活が大好きな女性たちがスイーツとサイクリングを楽しむ「たびーら縁結びライドin出雲」が11月8日、島根県出雲市で開催。天候は曇りながらも、5か所に設置された地元のスイーツ・グルメを堪能し出雲を走り抜けた。

 


コースは出雲ドームを発着し、斐伊川堤防から島根を代表する観光名所宍道湖へ。第一のエイドステーション(以下:エイド)宍道湖畔では名産「しじみ」を使ったシジミ汁ととうふかまぼこ、生姜糖。宍道湖を後にするとひたすら斐伊川堤防沿いをすすむ。斐川町の名物である築地松や一畑電車の列車音を聞きながらのライド。

2番目エイド弥生の森博物館では地元ボランティアが温かく出迎えてくれた。雨の中のライドで体が冷えていたため温かいものをと提供されたのは本場出雲の抹茶を使った抹茶カプチーノ。美人の湯で知られる温泉地で作られた美人シフォンケーキや漬物やスズキをスモークさせたスパイシースモークとけんちゃん漬け。どれも絶品でライダーたちにも笑顔がこぼれる。

 


3番目のエイド、朱鷺(とき)会館・しまね花の郷では島根ワイナリーのぶどうジュース、しっとりとしたロールケーキ「黄金ロール」、朝原やぎファームのヤギアイスと定番スイーツに参加者も疲れを癒す。

この後は、ほどよいアップダウンの連続になり、女子たちも必死で坂を登る。カップルの参加者は男性が女性の背中を押してサポートするなどほほえましいシーンも。最後の坂を登れば、日本海が一望できる4番目のエイドキララ多伎が見えてくる。
待ちにまったランチは魚と貝の絶品おにぎり、かに汁、柿ドレッシングサラダと手作りのおもてなしに加え、干しいちじくや健ちゃん漬け、薔薇の形をしたパラパンと盛りだくさん。

 


キララ多伎からキララビーチを横目にくにびき道路を辿れば、稲佐の浜に到着。この頃には長距離をともにした参加者同士、一体感が生まれ、迫力の稲佐の浜で共に写真撮影。折り返し地点にもなっていたため、すれ違うグループ同士が「お疲れさまでーす」と手を振り合った。

最後のエイドとなる吉兆館では出雲がぜんざい発祥の地ということもあり、出雲ぜんざい。目玉スイーツとなるラ・セゾン洋菓子店のプリンとチーズが一体化した心触感のケーキ「出雲神菓神話チーズ」、出雲さんの麦茶と豪華。ここでは、出雲大社や神門通りで購入したお土産お預かりサービスもあり、いそいそと出かけて行く参加者の姿も。

 


吉兆館を後にすれば、すぐに出雲ドームに到着。ライド後は出雲健康公園のクラブハウスにある温泉に入れる。光明石を入れたお湯は無味無臭で8つの効能があり、疲労回復や肩こり、冷え性の改善とライド後にぴったりだ。イイジマスポーツ整体のマッサージサービスもあり、至れり尽くせりのイベントに参加者も感無量だったようだ。

同イベントは次回も開催される予定。【text:岡田由佳子】