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「自転車の駅」瀬戸 浜名湖自転車ミュージアムを開催中

イベント
浜名湖サイクルツーリズム社会実験(実施主体:浜名湖サイクルツーリズム推進会議社会実験委員会)の一環として「浜名湖自転車ミュージアム」が静岡県・浜名湖遊覧船瀬戸港にて開催されている。

11月25日(水)〜2月14日(日)の日程で、毎日9時から16時だが、「建物の開館時間に準じていて、終了時刻が早まることもあるので早めに来た方がいいですよ」と、現地で管理をしている塩田光孝さん。

 
ファニーバイク、タンデム、アレックス・モールトン、クラシック自転車など全部で20台を展示
ファニーバイク、タンデム、アレックス・モールトン、クラシック自転車など全部で20台を展示


浜松市の老舗スポーツサイクル店ミソノイサイクル(創業1897年)のコレクションから選んだクラシックサイクルと欧米メーカーの自転車20台や、英国トライアンフ社の紳士用自転車(1954〜1960年頃輸入)、英国BSA社の英国落下傘部隊用折り畳み自転車(1943年)など、貴重な自転車が展示されている。

日本の「サイクリング発祥の地」である浜名湖を紹介するため、第1回日本サイクリング協会(JCA)全国ラリー(1957年)の模様を撮影した写真と、その記録が掲載された JCA会報のパネルも並ぶ。

 
奥からBSA、トライアンフ、イタリア・オルモ社の木製自転車。壁の写真パネルはツール・ド・フランス
奥からBSA、トライアンフ、イタリア・オルモ社の木製自転車。壁の写真パネルはツール・ド・フランス
第1回JCAサイクリングラリーの模様を伝える「サイクリング発祥の地」展示
第1回JCAサイクリングラリーの模様を伝える「サイクリング発祥の地」展示



会場には自転車ラックが用意され、建物の道をはさんだ向かい側にミュージアム見学専用の無料駐車場が設けられている。浜名湖遊覧船には、運賃に加えて自転車料金1台350円を支払えば、完成車の状態で自転車を持ち込める。同じ建物にカフェがあるので、浜名湖サイクリングの寄り道スポットとして最適。【text:宮内 忍】

問・NPO法人地域づくりサポートネット TEL.053-458-348 0 FAX.053-455-0328