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カルトエナジー・ストールティンググループのメインスポンサーであるカルト社が突然スポンサーを撤退！
レース
2015.12.10
共同スポンサーを探していたカルトエナジープロサイクリングは、今年８月にドイツのＵＣＩコンチネンタルチーム、チームストールティングとの提携を発表していた。
この提携により、チームのオーナーはストールティングサイクリングGmbHになり、エナジードリンクメーカーのカルト社と、清掃および保守業者のストールティンググループがメインスポンサーになり、来季から３年間はカルトエナジー・ストールティンググループの名称で活動することが決まっていた。
ところが12月９日に、カルト社の創業者であるブライアン・セーレンセン氏が突然記者会見を開き、チームのスポンサーを終了すると発表したのだ。カルト社は2013年からチームのメインスポンサーを務めていた。
カルト社によれば、ストールティングサイクリングが、カルトエナジープロサイクリングからの機材購入の契約を守らず、それによって11月に選手への給料未払いが生じてしまったのがスポンサー撤退の原因だった。
しかし、ストールティングサイクリング側はそれを否定している。カルト社はストールティングが取り決められた義務を実行していないと主張しているが、公式な協力は来年１月１日からスタートするもので、ストールティングは2016シーズンのための準備に必要な義務は果たしているという。
言及されている機材購入の一件にしても、ストールティングは約束をすべて果たしているとし、カルト社はただ彼らが公約を果たすゆとりがなくなったので、スポンサーを撤退する口実を探したにすぎないだろうと締めくくっている。
ストールティングサイクリングは2016年もチームの活動をつづけるために、解決策を見つけるために働くとしている。
カルトエナジー・ストールティンググループは、11月25日に国際自転車競技連合（ＵＣＩ）からＵＣＩプロフェッショナルコンチネンタルチームへの登録を許可されている。
同チームにはドイツのファビアン・ウェグマンやリーヌス・ゲルデマンが所属し、ゲラルド・ツィオレック（ＭＴＮ・クベカ）が移籍することも決まっている。来季はすでに２月のツアー・オブ・カタールとツアー・オブ・オマーンの招待を受けている。(http://cultenergyprocycling.com)
