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フルームがヘラルドサン・ツアーで総合優勝/別府が最終ステージで敢闘賞を獲得!

レース

南半球のオーストラリアで最も歴史が古いヘラルドサン・ツアー(オセアニアツアー2.1)でシーズン入りした英国のクリストファー・フルーム(チームスカイ)が、2月8日に開催されたアーサーズ・シートの丘にゴールする最終ステージで優勝し、総合優勝した。

「今年はレースがたくさんある。ここに来て、総合優勝して帰るのは、シーズンをスタートするには素晴らしいやり方だ。今日みたいな日にレースで勝つのはけっして楽ではない。よく知らない選手を相手にしなければならないしね」と、早々とシーズン最初の勝利を収めたフルームは語っている。


カテゴリー1のアーサーズ・シートの丘を3回上る最終ステージ(121.8km)では、別符史之(トレック・セガフレード)が逃げグループに加わり、この日の敢闘賞を獲得した。
 
別府は最終ステージで逃げて敢闘賞を獲得した
別府は最終ステージで逃げて敢闘賞を獲得した

別府はチームリリースでこう語っている。「今日はレース最終日だったから、僕のプランは全力を出し尽くすことだった。2度目のスプリントポイントのあとで、ちょっと独走になった。するとキム(アンデルセン監督)が来て、数人の選手が後方から来ていると言った。だから僕は彼らに合流し、最初の丘越えができることを望んでいた。けれど集団はスピードを上げて来て、丘のふもとで捕まってしまった」

「でも、とにかく全力を出し切った。自分のコンディションには満足している。逃げに入れたのはよかった。そうそうチャンスはないからだ。多分それでチームが後方でリラックスできたろうからね」
(http://www.treksegafredo.com/news/arthurs-seat-unseats-bobridge-podium-three-seconds)
 

 
 
[第63回ヘラルドサン・ツアー 個人総合最終成績(2月4日〜8日/オーストラリア/オセアニアツアー2.1]

1 クリストファー・フルーム(チームスカイ/英国)12時間53分00秒
2 ピーター・ケンユック(チームスカイ/英国)+29秒
3 ダミアン・ハウソン(オリカ・グリーンエッジ/オーストラリア)+1分01秒
4 ジャック・ボブリッジ(トレック・セガフレード/オーストラリア)+1分04秒
5 ジャック・ハイグ(オリカ・グリーンエッジ/オーストラリア)+1分14秒
6 ジョナサン・クラーク(ユナイテッドヘルスケア/オーストラリア)+1分15秒
7 ロビー・ハッカー(アバンティ/オーストラリア)+1分20秒
8 クリス・ハミルトン(オーストラリアナショナルチーム)+1分23秒
9 アンソニー・ジャコッポ(アバンティ/オーストラリア)+1分32秒
10 ディオン・スミス(ワンプロ/ニュージーランド)+1分32秒
39 別符史之(トレック・セガフレード/日本)+14分37秒
64 小石祐馬(NIPPO・ヴィーニファンティーニ/日本)+26分04秒
DNF 窪木一茂(NIPPO・ヴィーニファンティーニ/日本)
[各ステージの優勝者]
■プロローグ:ウイリアム・クラーク(ドラパック/オーストラリア)
■第1ステージ:ピーター・ケンユック(チームスカイ/英国)
■第2ステージ:カレブ・ユーワン(オリカ・グリーンエッジ/オーストラリア)
■第3ステージ:ジョン・マーフィー(ユナイテッドヘルスケア/米国)
■第4ステージ:クリストファー・フルーム(チームスカイ/英国)
[各賞]
■新人賞:クリス・ハミルトン(オーストラリアナショナルチーム)
■スプリント賞:ベンジャミン・ヒル(アタック・チームグスト/オーストラリア)
■ヒルクライム賞:クリストファー・フルーム(チームスカイ/英国)
■チーム成績:チームスカイ(英国)
(http://www.heraldsuntour.com.au)