ツール・ド・ランカウイ開幕！　初日はグァルディーニが優勝し、愛三の福田が８位

第21回ツール・ド・ランカウイ（アジアツアー2.HC）が、２月24日にマレーシアで開幕した。初日はカンガー～バリンまでの165.6kmで第１ステージが競われ、イタリアのアンドレア・グァルディーニ（アスタナ）が昨年同様に集団ゴールスプリントを制し、今大会での区間通算19勝目を上げた。

■今年も初日に勝ってリーダージャージを獲得したグァルディーニのコメント「勝つのはいつでも厳しい。とりわけホットな優勝候補の時はね。第１ステージというのも、イベントのコントロールが難しいものだ。ボクのチームがそうするのをみんなが待っていた。幸運にも、サウスイーストが逃げを捕まえるのに協力してくれた。前にはいい選手がたくさんいたが、最後は向かい風だった。

チームとしてはいい仕事ができたが、我々は落車の鎖骨骨折で選手を１人（ルスラン・トレバイエフ）失ってしまった。リーダージャージを獲得したのは素晴らしいが、選手が１人欠けたのでレースをコントロールするのはより難しくなるだろう」
 

 
日本からは今年もＵＣＩコンチネンタルチームの愛三工業レーシングが参加し、初日は福田真平が区間８位に入っている。ツール・ド・ランカウイは８日間の日程で開催され、３月２日に閉幕する。
 

■第１ステージ結果［２月24日／カンガー〜バリン／165.6km］
１ アンドレア・グァルディーニ（アスタナ／イタリア）4時間15分57秒
２ ブレントン・ジョーンズ（ドラパック／オーストラリア）
３ アンドレア・パリーニ（スカイダイブドバイ／イタリア）
４ ジョン・マーフィー（ユナイテッドヘルスケア／米国）
５ ディラン・パージュ（チームロス／スイス）
６ ミヒャウ・コラール（ティンコフ／スロバキア）
７ レイナルト・ヤンセバンレンスブルク（ディメンションデータ／南アフリカ）
８ 福田真平（愛三工業レーシングチーム／日本）
９ マルコ・ベンファット（アンドロニジョカットリ／イタリア）
10 サレー・モハドハリフ（テレンガヌ／マレーシア）
53 早川朋宏（愛三工業レーシングチーム／日本）
55 伊藤雅和（愛三工業レーシングチーム／日本）
58 平塚吉光（愛三工業レーシングチーム／日本）
113 綾部勇成（愛三工業レーシングチーム／日本）+1分08秒
117 黒枝士揮（愛三工業レーシングチーム／日本）
■第１ステージまでの総合成績
１ アンドレア・グァルディーニ（アスタナ／イタリア）4時間15分47秒
２ メイイン・ワン（ヘンシャン／中国）+2秒
３ ムハンマド・オスマン（テレンガヌ／マレーシア）+3秒
４ ブレントン・ジョーンズ（ドラパック／オーストラリア）+4秒
５ アンドレア・パリーニ（スカイダイブドバイ／イタリア）+6秒
６ メヘル・ハスナウィ（スカイダイブドバイ／チュニジア）+8秒
７ ジョン・マーフィー（ユナイテッドヘルスケア／米国）+10秒
８ ディラン・パージュ（チームロス／スイス）+10秒
９ ミヒャウ・コラール（ティンコフ／スロバキア）+10秒
10 レイナルト・ヤンセバンレンスブルク（ディメンションデータ／南アフリカ）+10秒
11 福田真平（愛三工業レーシングチーム／日本）+10秒
56 早川朋宏（愛三工業レーシングチーム／日本）+10秒
58 伊藤雅和（愛三工業レーシングチーム／日本）+10秒
61 平塚吉光（愛三工業レーシングチーム／日本）+10秒
111 黒枝士揮（愛三工業レーシングチーム／日本）+10秒
128 綾部勇成（愛三工業レーシングチーム／日本）+1分18秒
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