ツール・ド・ランカウイ第２ステージはゴールスプリントでパリーニが優勝

 
マレーシアで開催中の第21回ツール・ド・ランカウイ（アジアツアー2.HC）は、２月25日にスンガイ・ペタニからジョージタウンまでの158.1kmで第２ステージを競い、ゴールスプリントでイタリアのアンドレア・パリーニ（スカイダイブドバイ）が黄色いリーダージャージを着た同郷のアンドレア・グァルディーニ（アスタナ）を下して優勝した。

「勝つとは思っていなかった。ポイントを獲得できればと思ってはいたが、グァルディーニを打ち負かせるとは思わなかった。でも、僕は最後の登坂で彼よりも脚が残っていた。それが差になった。うれしいよ。ここで勝つことは非常に重要だ。これでもう、僕のツール・ド・ランカウイは成功したレースになったよ」と、区間優勝したパリーニは語っている。

区間通算20勝目は逃したが、２位のグァルディーニは総合のリーダージャージを守っている。「パリーニは今日、僕よりも完璧な選手であると示した。彼はうまく丘を越えられた。僕はメイン集団に残るために全力で走り、そのせいで集団スプリントで勝つために必要なエネルギーを失ってしまったのさ」と、彼はレースを振り返っている。
 

 
■第２ステージ結果［２月25日／スンガイ・ペタニ～ジョージタウン／158.1km］
１ アンドレア・パリーニ（スカイダイブドバイ／イタリア）3時間56分02秒
２ アンドレア・グァルディーニ（アスタナ／イタリア）
３ レイナルト・ヤンセバンレンスブルク（ディメンションデータ／南アフリカ）
４ ミヒャウ・コラール（ティンコフ／スロバキア）
５ ジョン・マーフィー（ユナイテッドヘルスケア／米国）
６ ヤクブ・マレツコ（サウスイースト・ベネズエラ／イタリア）
７ グレアム・ブラウン（ドラパック／オーストラリア）
８ カロル・ドマガウスキー（ワンプロ／ポーランド）
９ ルーカ・パチョーニ（アンドロニジョカットリ・シーデルメック／イタリア）
10 ジョージ・ハーパー（ワンプロ／英国）
21 伊藤雅和（愛三工業レーシングチーム／日本）+6秒
46 平塚吉光（愛三工業レーシングチーム／日本）+11秒
74 早川朋宏（愛三工業レーシングチーム／日本）+3分29秒
99 福田真平（愛三工業レーシングチーム／日本）+5分03秒
112 黒枝士揮（愛三工業レーシングチーム／日本）+8分15秒
115 綾部勇成（愛三工業レーシングチーム／日本）+8分15秒
■第２ステージまでの総合成績
１ アンドレア・グァルディーニ（アスタナ／イタリア）8時間11分43秒
２ アンドレア・パリーニ（スカイダイブドバイ／イタリア）+2秒
３ メイイン・ワン（ヘンシャン／中国）+10秒
４ レイナルト・ヤンセバンレンスブルク（ディメンションデータ／南アフリカ）+12秒
５ ジョン・マーフィー（ユナイテッドヘルスケア／米国）+16秒
６ ミヒャウ・コラール（ティンコフ／スロバキア）+16秒
７ ヤクブ・マレツコ（サウスイースト・ベネズエラ／イタリア）+16秒
８ グレアム・ブラウン（ドラパック／オーストラリア）+16秒
９ パオロ・シミオン（バルディアーニ・ＣＳＦ／イタリア）+16秒
10 カロル・ドマガウスキー（ワンプロ／ポーランド）+16秒
27 伊藤雅和（愛三工業レーシングチーム／日本）+22秒
48 平塚吉光（愛三工業レーシングチーム／日本）+27秒
75 早川朋宏（愛三工業レーシングチーム／日本）+3分45秒
84 福田真平（愛三工業レーシングチーム／日本）+5分19秒
102 黒枝士揮（愛三工業レーシングチーム／日本）+7分51秒
114 綾部勇成（愛三工業レーシングチーム／日本）+9分39秒
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