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頂上ゴールのツール・ド・ランカウイ第4ステージはコロンビアのロペスが制して総合首位!

レース

マレーシアで開催中の第21回ツール・ド・ランカウイ(アジアツアー2.HC)は、2月27日にイポーからタナーラタ(キャメロン高原)までの129.4kmで第4ステージを競い、標高1450メートルの超級ゴールでコロンビアのミゲル・ロペス(アスタナ)が区間優勝し、チームメートのアンドレア・グァルディーニから黄色いリーダージャージを引き継いだ。

22歳のロペスはゴールまで残り5kmの、勾配がもっともキツい地点でアタックし、同郷のダニエル・ハラミリョ(ユナイテッドヘルスケア)の追撃をかわして独走で優勝した。3位には南アフリカの強豪レイナルト・ヤンセバンレンスブルク(ディメンションデータ)が入り、総合成績で29秒遅れの2位になっている。

■頂上ゴールを制して総合首位に立ったロペスのコメント「とても高速のステージだった。チームメイトたちの献身を讃えなければならない。仲間を1人失っていたので、ここで僕を勝たせるために働くのは簡単なことではなかった。しかし僕は、予告していた場所でアタックした。これはとても重要な勝利だ。シーズンを良い形でスタートするのはとても自信になるし、最大の目標であるブエルタ・ア・エスパーニャでも落ち着きを与えてくれるだろう」
 
 
■第4ステージ結果[2月27日/イポー~タナーラタ/129.4km]
1 ミゲル・ロペス(アスタナ/コロンビア)3時間25分37秒
2 ダニエル・ハラミリョ(ユナイテッドヘルスケア/コロンビア)+30秒
3 レイナルト・ヤンセバンレンスブルク(ディメンションデータ/南アフリカ)+35秒
4 フランシスコ・マンセボ(スカイダイブドバイ/スペイン)+35秒
5 ジョナサン・クラーク(ユナイテッドヘルスケア/オーストラリア)+35秒
6 ジュリオ・チッコーネ(バルディアーニ・CSF/イタリア)+35秒
7 ジョージ・ハーパー(ワンプロ/英国)+35秒
8 イェスパー・ハンセン(ティンコフ/デンマーク)+35秒
9 ルーカ・キリコ(バルディアーニ・CSF/イタリア)+35秒
10 ヤネシュ・ブライコビッチ(ユナイテッドヘルスケア/スロベニア)+35秒
29 伊藤雅和(愛三工業レーシングチーム/日本)+1分18秒
33 早川朋宏(愛三工業レーシングチーム/日本)+1分35秒
42 平塚吉光(愛三工業レーシングチーム/日本)+3分33秒
95 綾部勇成(愛三工業レーシングチーム/日本)+20分33秒
113 福田真平(愛三工業レーシングチーム/日本)+21分37秒
122 黒枝士揮(愛三工業レーシングチーム/日本)+23分14秒
■第4ステージまでの総合成績
1 ミゲル・ロペス(アスタナ/コロンビア)14時間08分03秒
2 レイナルト・ヤンセバンレンスブルク(ディメンションデータ/南アフリカ)+29秒
3 ダニエル・ハラミリョ(ユナイテッドヘルスケア/コロンビア)+34秒
4 ジョージ・ハーパー(ワンプロ/英国)+39秒
5 イェスパー・ハンセン(ティンコフ/デンマーク)+45秒
6 ヤネシュ・ブライコビッチ(ユナイテッドヘルスケア/スロベニア)+45秒
7 ラクラン・ノリス(ドラパック/オーストラリア)+45秒
8 フランシスコ・マンセボ(スカイダイブドバイ/スペイン)+45秒
9 アントニオ・ピエドラ(フンビックソウルサイクル・カルフール/スペイン)+45秒
10 イバン・サンタロミータ(スカイダイブドバイ/イタリア)+45秒
24 伊藤雅和(愛三工業レーシングチーム/日本)+1分28秒
34 平塚吉光(愛三工業レーシングチーム/日本)+3分48秒
42 早川朋宏(愛三工業レーシングチーム/日本)+5分08秒
105 福田真平(愛三工業レーシングチーム/日本)+26分44秒
112 綾部勇成(愛三工業レーシングチーム/日本)+30分22秒
116 黒枝士揮(愛三工業レーシングチーム/日本)+33分08秒
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