ニュース

ツール・ド・ランカウイ第6ステージはマレツコが区間優勝/総合リーダーのロペスはホイールの破損で遅れた!

レース
 
マレーシアで開催中の第21回ツール・ド・ランカウイ(アジアツアー2.HC)は、2月29日にプトラジャヤからレンバウまでの147.6kmで第6ステージを競い、黄色いリーダージャージを着たコロンビアのミゲル・ロペス(アスタナ)が、ゴールまで残り6kmでホイールが壊れて集団から脱落するアクシデントに見舞われてしまった。彼は35秒遅れでレースを終え、総合首位から陥落してしまった。

集団はゴールスプリントを競い、ポーランド系イタリア人のヤクブ・マレツコ(サウスイースト・ベネズエラ)が今大会で区間初優勝した。前日まで23秒遅れの総合2位だった南アフリカのレイナルト・ヤンセバンレンスブルク(ディメンションデータ)は、ゴール手前500メートルのヘアピンカープで発生した落車で足止めを食らい、ロペスよりも後にゴールしたが、3kmルールが適用されてタイムは失わなかった。

その結果、機材故障で遅れたロペスに変わり、ヤンセバンレンスブルクが総合首位に立った。「ロペスはこんな形でリーダージャージを失って本当にかわいそうだと思う。こんな風にジャージを獲得するのは最良の方法ではない。僕はもっとジャージ争いを期待していた。でも、これが自転車レースなんだと思うよ」と、ヤンセバンレンスブルクは語っている。


■第6ステージ結果[2月29日/プトラジャヤ~レンバウ/147.6km]
1 ヤクブ・マレツコ(サウスイースト・ベネズエラ/イタリア)3時間34分01秒
2 ユライ・サガン(ティンコフ/スロバキア)
3 ディラン・パージュ(チームロス/スイス)
4 ジョン・マーフィー(ユナイテッドヘルスケア/米国)
5 サレー・モハドハリフ(テレンガヌ/マレーシア)
6 ライアン・マカナリー(ペガサス/オーストラリア)
7 ブレントン・ジョーンズ(ドラパック/オーストラリア)
8 フランチェスコ・キッキ(アンドロニジョカットリ/イタリア)
9 パオロ・シミオン(バルディアーニ・CSF/イタリア)
10 アンドレア・パリーニ(スカイダイブドバイ/イタリア)
13 福田真平(愛三工業レーシングチーム/日本)
37 伊藤雅和(愛三工業レーシングチーム/日本)
47 早川朋宏(愛三工業レーシングチーム/日本)
62 綾部勇成(愛三工業レーシングチーム/日本)
63 ミゲル・ロペス(アスタナ/コロンビア)+35秒
70 レイナルト・ヤンセバンレンスブルク(ディメンションデータ/南アフリカ)
80 平塚吉光(愛三工業レーシングチーム/日本)+39秒
117 黒枝士揮(愛三工業レーシングチーム/日本)+7分54秒
■第6ステージまでの総合成績
1 レイナルト・ヤンセバンレンスブルク(ディメンションデータ/南アフリカ)21時間01分17秒
2 ダニエル・ハラミリョ(ユナイテッドヘルスケア/コロンビア)+11秒
3 ミゲル・ロペス(アスタナ/コロンビア)+12秒
4 ジョージ・ハーパー(ワンプロ/英国)+16秒
5 イェスパー・ハンセン(ティンコフ/デンマーク)+20秒
6 ラクラン・ノリス(ドラパック/オーストラリア)+22秒
7 フランシスコ・マンセボ(スカイダイブドバイ/スペイン)+22秒
8 ヤネシュ・ブライコビッチ(ユナイテッドヘルスケア/スロベニア)+22秒
9 イバン・サンタロミータ(スカイダイブドバイ/イタリア)+22秒
10 アントニオ・ピエドラ(フンビックソウルサイクル・カルフール/スペイン)+22秒
22 伊藤雅和(愛三工業レーシングチーム/日本)+1分05秒
37 平塚吉光(愛三工業レーシングチーム/日本)+4分04秒
39 早川朋宏(愛三工業レーシングチーム/日本)+4分28秒
96 福田真平(愛三工業レーシングチーム/日本)+26分21秒
108 綾部勇成(愛三工業レーシングチーム/日本)+31分11秒
120 黒枝士揮(愛三工業レーシングチーム/日本)+45分09秒

(http://www.ltdl.com.my)