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ツール・ド・ランカウイで南アフリカのヤンセバンレンスブルクが総合優勝/最終ステージで黒枝が3位!

レース

マレーシアで開催されていた第21回ツール・ド・ランカウイ(アジアツアー2.HC)は、3月2日にバトゥー・パハトからムラカまでの119kmで最終ステージを競い、南アフリカのレイナルト・ヤンセバンレンスブルク(ディメンションデータ)が総合初優勝して閉幕した。

ランカウイでは昨年アルジェリアのユセフ・レグィグィが総合優勝していて、南アフリカのディメンションデータが連覇を果たした。ヤンセバンレンスブルクは、今大会でアフリカ大陸出身選手として4人目の総合優勝者になった。

総合2位はダニエル・ハラミリョ(ユナイテッドヘルスケア)、3位にはホイールの破損で総合優勝のチャンスを逃したミゲル・ロペス(アスタナ)が入り、コロンビア勢が表彰台の両脇を占めた。

初出場で初優勝したヤンセバンレンスブルクは「今日はちょっとナーバスになっていた。距離をカウントダウンして、残り3kmのサインを見てホッとしたよ。ステージレースで総合優勝できたのは2012年以来だ。長かったよ。スランプを打ち破る優勝ができてうれしい」と、喜びを語っている。

「ここには確実に来る予定ではなかった。最初ボクは補欠だったんだ。しかし我々はここにディフェンディング・チャンピオンとして来た。そしてもう一度勝ててうれしいよ」と、ヤンセバンレンスブルクは付け加えている。
 
ヨーロッパのトップスプリンターたちと競って3位に入った愛三の黒枝
ヨーロッパのトップスプリンターたちと競って3位に入った愛三の黒枝
 
最終ステージも集団ゴールスプリントになり、イタリアのアンドレア・グァルディーニ(アスタナ)が難なく4勝目を勝ち取り、ランカウイでの区間優勝数を22勝にした。区間2位には第6ステージで優勝したイタリアのヤクブ・マレツコ(サウスイースト・ベネズエラ)が入ったが、この強豪2人の後ろで日本の黒枝士揮(愛三工業レーシングチーム)が3位に食い込んだ。

通常ステージレースで表彰台に上がれるのは区間1位の選手だけだが、ツール・ド・ランカウイでは区間3位までの選手が表彰されるため、黒枝も最終日の表彰台に上がる栄誉を得ることが出来た。

愛三工業レーシングチームは伊藤雅和も、地元マレーシア出身で初めてアジア人選手成績で総合優勝したムハンマド・オスマン(テレンガヌ)にたった2秒差の総合2位になり、最終日の表彰台で祝福された。チームは全員が完走を果たしている。
 
区間3位で表彰台に上がった愛三の黒枝                         
区間3位で表彰台に上がった愛三の黒枝                         
愛三の伊藤はアジア人選手成績で総合2位になった                    
愛三の伊藤はアジア人選手成績で総合2位になった                    
 
■第8ステージ結果[3月2日/バトゥー・パハト~ムラカ/119km]

1 アンドレア・グァルディーニ(アスタナ/イタリア)2時間42分55秒
2 ヤクブ・マレツコ(サウスイースト・ベネズエラ/イタリア)
3 黒枝士揮(愛三工業レーシングチーム/日本)
4 ミヒャウ・コラール(ティンコフ/スロバキア)
5 アンドレア・パリーニ(スカイダイブドバイ/イタリア)
6 ジョン・マーフィー(ユナイテッドヘルスケア/米国)
7 ブレントン・ジョーンズ(ドラパック/オーストラリア)
8 パオロ・シミオン(バルディアーニ・CSF/イタリア)
9 マシュー・ゴス(ワンプロ/オーストラリア)
10 マルコ・ベンファット(アンドロニジョカットリ/イタリア)
19 福田真平(愛三工業レーシングチーム/日本)+4秒
35 伊藤雅和(愛三工業レーシングチーム/日本)+4秒
53 平塚吉光(愛三工業レーシングチーム/日本)+8秒
61 早川朋宏(愛三工業レーシングチーム/日本)+8秒
100 綾部勇成(愛三工業レーシングチーム/日本)+2分35秒

[第21回ツール・ド・ランカウイ 個人総合最終成績]
1 レイナルト・ヤンセバンレンスブルク(ディメンションデータ/南アフリカ)28時間31分21秒
2 ダニエル・ハラミリョ(ユナイテッドヘルスケア/コロンビア)+18秒
3 ミゲル・ロペス(アスタナ/コロンビア)+19秒
4 フランシスコ・マンセボ(スカイダイブドバイ/スペイン)+23秒
5 イェスパー・ハンセン(ティンコフ/デンマーク)+23秒
6 ジョージ・ハーパー(ワンプロ/英国)+23秒
7 イバン・サンタロミータ(スカイダイブドバイ/イタリア)+25秒
8 ラクラン・ノリス(ドラパック/オーストラリア)+29秒
9 ルーカ・キリコ(バルディアーニ・CSF/イタリア)
10 アントニオ・ピエドラ(フンビックソウルサイクル・カルフール/スペイン)+29秒
21 伊藤雅和(愛三工業レーシングチーム/日本)+1分12秒
34 平塚吉光(愛三工業レーシングチーム/日本)+4分15秒
37 早川朋宏(愛三工業レーシングチーム/日本)+4分39秒
89 福田真平(愛三工業レーシングチーム/日本)+26分28秒
105 綾部勇成(愛三工業レーシングチーム/日本)+33分49秒
115 黒枝士揮(愛三工業レーシングチーム/日本)+45分08秒
[各賞]
■ポイント賞:アンドレア・グァルディーニ(アスタナ/イタリア)
■山岳賞:メイイン・ワン(ヘンシャン/中国)
■アジア人選手成績:ムハンマド・オスマン(テレンガヌ/マレーシア)
■チーム成績:ユナイテッドヘルスケアプロフェッショナルサイクリングチーム(米国)
■アジアンチーム成績:ヘンシャンサイクリングチーム(中国)
[各ステージの優勝者]
■第1ステージ:アンドレア・グァルディーニ(アスタナ/イタリア)
■第2ステージ:アンドレア・パリーニ(スカイダイブドバイ/イタリア)
■第3ステージ:ジョン・マーフィー(ユナイテッドヘルスケア/米国)
■第4ステージ:ミゲル・ロペス(アスタナ/コロンビア)
■第5ステージ:アンドレア・グァルディーニ(アスタナ/イタリア)
■第6ステージ:ヤクブ・マレツコ(サウスイースト・ベネズエラ/イタリア)
■第7ステージ:アンドレア・グァルディーニ(アスタナ/イタリア)
■第8ステージ:アンドレア・グァルディーニ(アスタナ/イタリア)
(http://www.ltdl.com.my)