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三つの海道を走る! チャーター船を使ったぜいたくサイクリング

イベント
3月6日、愛媛県今治市糸山公園を発着としたサイクリングイベント「チャーター船で行く! レッツ三海道贅沢サイクリング」が開催され、愛媛県出身・ノッてる!ガールズEHIMEのメンバーでもあるサイクルスポーツ編集部のシマコが参加した。

 
先頭は上甲愛媛県副知事。その後ろは上島町の上村町長。お二人ともかなりの健脚で95kmのコースを軽々走破
先頭は上甲愛媛県副知事。その後ろは上島町の上村町長。お二人ともかなりの健脚で95kmのコースを軽々走破


2014年に続き、2度目の開催となった「チャーター船」を使った海道サイクリング。今回は、しまなみ海道、ゆめしま海道、とびしま海道の3海道が舞台。距離は2種類用意され、「サイクリングコース」は95km、「クルージングコース」は54km。

サイクリングコース参加者が島を横断するハードなルートを走っている間、クルージングコース参加者は船で先回りし、良いところだけをサイクリングコース参加者とともに走るといった具合。疲れた参加者はサイクリングコースからクルージングコースへの変更も可能ということもあり、母娘での参加や、女性1人での参加なども見られた。なかには、「第1回目は夫に連れられて距離が長い方に出たんだけど、すごくしんどかったので今回は短い方にしました。楽しかった!」と話してくれたリピーターのご夫婦も。
 

瀬戸内の島をもっと楽しむ 新しい海道サイクリング

瀬戸内を拠点としていた海賊・村上水軍の本拠地「能島」の間近を通過! 桜の名所としても有名だとか
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テキパキとした積み込みで、6度ある船での移動もスムーズそのもの
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不安の種だった雨予報も外れ、80人の参加者は最後まで雨に降られることもなく三海道を走り回った。

瀬戸内の海道は「しまなみ海道」だけではない。「しまなみ海道はもう走ったから」なんていう人にこそ参加してほしい、島が無数にある瀬戸内ならではの新しい遊び方。ちなみに、一日で三海道を走るというプランは、毎日運行している定期船でも組めない行程ではないが、早朝出発やかなりのスピードで走らなければ次の船に間に合わない、などかなり非現実的。どこまでも自由なチャーター船だからこそ実現する、まさに「ぜいたく」な三海道サイクリングだった。
 
詳細なレポートは、サイクルスポーツ6月号(4月20日発売)に掲載予定。

 
少しだけ太陽が顔を出した朝。来島海峡大橋を走る参加者たち
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今治市の糸山公園にてスタート前の集合写真
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